スパイダーマン/ホームカミング ★★


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劇場内から「えっ!!」と声が漏れる


 もう一度観たい、アクションシーンがない。アメコミヒーロー映画になにを求めるかは人それぞれである。キャラクター、ストーリー、映像、様々ではあるが私としては、そのヒーローの特長を活かしたアクションシーンが重要なファクターであると思う。「ダークナイト」におけるバットポッドでのチェイスや「ワンダーウーマン」でのノーマンズランドでのシーンだ。そのように考えると「スパイダーマン/ホームカミング」では、映画の象徴ともいえるスーパーなアクションはなかったように思えた。

 中盤での真っ二つに裂けるフェリーのシーンがフレッシュではあるが、もう一度観たい、と唸る出来には至っていない。お馴染みの摩天楼スイングを多用しなかったのも2回目のリブート作品であるが故に、既視感が強いと判断したからだろう。「親愛なる隣人」がキャッチフレーズのため、全世界レベルの脅威ではなく自分の街を救うヒーローのスパイダーマン、彼の素早くトリッキーな動きとスイングを活かしたアクションを観たいものだ。




*****以下、ネタばれ注意*****




 ホームカミングではアクションシーンよりも、どちらかといえば人間ドラマに重きを置いており、さながら学園ドラマものだ。また、映画館内で観客の誰かが「えっ!!」と思わず声を漏らしてしまったのが、バルチャーの正体が明らかになった場面である。想いを寄せるリズの自宅玄関を開けると、そこにはマイケル・キートンが。全く予想しない流れとリズムだったので、作品内のみならず劇場の空気を正に一変させた展開である。その後のホームカミングパーティーへ向かう車内でのやりとりこそが、今作で一番の見所となった。マイケル・キートン怖ぇー、大人怖ぇー、とトム・ホランドに肩入れしながらビクビクと鑑賞したものだ。


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