REFLECTION{Naked}完全限定生産盤(CD+DVD+USB)REFLECTION{Naked}完全限定生産盤(CD+DVD+USB)
(2015/06/04)
Mr.Children

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 2015年4月5日(日)、「TOUR 2015 REFLECTION」福岡マリンメッセ2日目に参加した。Mr.Childrenのツアーに行ったのは何度目かだが、今回のREFLECTIONツアーはそのなかでも1位、2位を争うほど素晴らしい内容だった。その理由のひとつとして、これまでのツアーとは異なり、アルバムが発売される前の未発表曲中心のセットリストだったことが挙げられる。当然のごとく聴き込んで参加するのではなく、ほぼ初聴の状態で曲に出会うため、恐ろしいまでに新鮮な体験となるのだ。

 また、前作の[(an imitation) blood orange]が全体的にマイルドな雰囲気と曲調だったため、激しいロックナンバーとダークな曲が多いのも個人的な嗜好に合致していた。以下、簡単なレビューを。


TOUR 2015 REFLECTION 2015.4.5 セットリスト

1.fantasy
2.ロックンロールは生きている
3.旅人
4.fanfare
5.Melody
6.FIGHT CLUB
7.斜陽
8.I Can Make It
9.口笛
10.HANABI
11.口がすべって
12.蜘蛛の糸
13.REM
14.WALTZ
15.放たれる
16.進化論
17.足音 ~Be Strong
18.幻聴

アンコール
19.Everything(It’s you)
20.エソラ
21.Marshmallow day
22.未完


・fantasy
 ツアーのスタートはCMでオンエアはされているが未発表曲の「fantasy」。ステージ前方から霧??若しくは煙??のようなものが噴射され、そこに人工的な幕に映像を投影させるという大掛かりで凝った演出。テンションも上がり切ったところで、いざっ!!…というときになんとなく変な曲の入り方、なんだか呆気にとられている間にいつの間にかサビ。終了後に掲示板等で確認したところ、どうやら音響??マイク??のミスだとか。ものすごく楽しみにしてた「fantasy」、しかも1曲目の出だしでこけると何となくイヤな感じ。あのサビからは想像できないようなダークな歌詞にも注目。CMの明るく柔らかなファンタジーよりは、ダークファンタジーと表した方がしっくりきそう。

・FIGHT CLUB
 映像などの演出はないが、映画「REFLECTION」以降、初めて聴いたのでやはり新鮮さがあった。イントロのギターリフ、Cメロでの転調、歌の最期を締めくくる「マイフレンド」という単語が面白いなぁと。

・I Can Make It
 1番は曲に合わせて、スクリーンの桜井さんにエフェクトがかかる演出、この辺りは「STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-」での「I」を連想させるもの。2番では歌詞にリンクしてモノクロ映画が表示されるユニークなものに、勿論曲そのものも素晴らしい。

・WALTZ
 「fantasy」と同じく映画にはなかった初披露の曲。ものすごくダークで、歌詞を表した映像や鬼気迫る桜井さんの動きに圧倒され、曲自体をあまり思い出せない事態に(笑)ただ感じたのは複雑な構成であること、そしてダークさが自分好みであること。昔のツアーでは中盤に「ニシエヒガシエ」「フェイク」「Monster」等、暗い曲で激しい演出での見せ場があったのに、近年のツアーでは無くなっていたので個人的には嬉しい。映像の女性と踊るといった、客置き去りの演出がたまらなく好きだ。今回のツアーでのハイライトだと思う。

・進化論
 進化論について事前に丁寧なナレーションがあり、また歌詞や映像もスクリーンに出力されるため映画で聴いたときよりも良い印象を受ける。短いサビに強いメッセージを感じた。

・幻聴
 初聴でもすんなりと受け入れが出来る名曲。最後の方「oh-oh-」の客との掛け合いもスムーズで盛り上がるナンバー。

・未完
 映画で1回聴いただけだったので、今回が2度目。若手ロックバンドが歌うような、キーが高く休みなしの曲。桜井さんが限界まで挑んでいるかのような力強いメッセージソングだと思う。自由!自由!自由!


上記にも述べたが、やはり1曲目の「fantasy」出だし失敗が悲し過ぎる。それを吹き飛ばすかのような「WALTZ」。6月4日発売のアルバムにはこれにプラスして「Reflection」や「Starting Over」等も加わり…さらにその先にスタジアムツアー。歩みを止めないミスチル!!今後も楽しみだ。


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(2013/12/18)
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足音 ~Be Strong足音 ~Be Strong
(2014/11/19)
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映画館で、毎週ミスチル上映してくれないかなぁ。


  「全く聴いたことのない新曲を映画館で。」この前代未聞の企画に2月7日土曜日、公開初日に鑑賞。Mr.Childrenの前回映画「Split the Difference」は、隣県の福岡が最寄の劇場だったためあえなく断念。今回は田舎、大分でも公開あるとのことで勇んでの鑑賞となった。

 感想を端的に述べれば最高!! 普段は物語を観るという行為で映画館を利用していたが、このように(映画とはいえ)ライブを体験するのは初めてで、客のリアクション他いくつかの心配を重ねての鑑賞だった。…っが、その心配もどこ吹く風。1曲目の「Everything」から一気に惹き込まれ、あっという間の2時間。映像もだが音響はやはり家庭とは段違いだなと、普段はあまり気にしなかった田原さんのギターがとても心地良く響く。こんなことなら、今までのライブDVD・ブルーレイを毎週1作品ずつ映画館で上映してくれないかなぁ、そしたら毎週通うし、曲やアレンジ、ライブパフォーマンスにも新しい発見ができそう。そんな企画どうでしょう??TOHOシネマズさん(笑)。


 そんなことを思いながら以下、簡単なレビューを。


01. Everything(It’s you)
・1曲目、掴みの曲。いきなり新曲で!!という案もあったそうだが、さすがに既存曲でのスタート。サビの「STAY」の後のエコーが新鮮。この1曲で一気にライブモードへ。

02. 旅人
・apフェス以外では「regress or progress」以来の披露(おそらく)とのことで、ひとまず懐かしい、そして嬉しい選曲だ。サビでの「♪旅人~」の後「Oh-Oh-」の客との掛け合いも良い感じ。「regress or progress」の時の事務的な印象とはまた違う、楽しんでいる様子や客席と一体になっている様子がファンには嬉しい限り。

03. 名もなき詩
・今回のツアーに帯同したSUNNYのアコーディオン、コーラスが素晴らしい。収録を意識してかサビを観客に投げず、フルに歌ったのも珍しい気がした。

04. Melody
・ここからがこのライブの真髄、新曲ゾーンへの突入。「Melody」はザ・ミスチルと言わんばかりの王道ポップ。「(an imitation) blood orange」はこの曲調が多すぎたような…。

05. FIGHT CLUB
・曲前のMCで映画「ファイトクラブ」をモチーフにしているとのこと。自分自身も映画「ファイトクラブ」が大好きで尚且つ、曲中の主人公と年齢が同じであるため、余計感慨深いものになった。歌詞のなかに「ブラピ」があったり、ギターリフが格好良かったり。アルバムでは3曲目辺りのナンバーか。

06. 斜陽
・FNS歌謡祭で披露した状態とは違い、「FIGHT CLUB」から続けて演奏される為、また違った印象を受けた。パンフレットで表しているようにロシア民謡みたいな曲調。アルバムでは7曲目辺り??

07. 蜘蛛の糸
・短い言葉のなかに、隠喩がありそうな大人のバラード。Bメロと思いきや実はサビだったという展開(笑)「隔たり」「血の管」などを想起させる。アルバムでは8曲目辺りか。

08. I Can Make It
・今作で最も惹かれたのが「幻聴」。しかし最もスルメソングになりそう、または長く聴きそうなのは「I Can Make It」。独特の歌い方は「言わせてみてぇもんだ」「I」辺りを連想させる。「締め切りを前に取り下げるアイデア 後悔だけを生んで」サラリーマンソングとして泣ける。アルバムでは変化球狙いで1番目にくるか??

09. 放たれる
・「それで強くいられる」の歌い方がCDとちょっと違ったような??

10. 花
・弾き語りで1番を熱唱、懐かしい!!今更「負けないように 枯れないように」という言葉に励まされる。

11. 進化論
・タイトルからすればアルバムのメインになりそうな雰囲気だが、なにかまだ発展途上のようなイメージ。アルバムリリースまでにもっと進化して欲しい。

12. 足音
・新しいミスチルの宣言ソング。「きいてほしい。きこえてほしい。これが僕らのあたらしい足音―」。CDよりライブの方が気持ちが入っているようでいい!!

13. 幻聴
・初めて聴いてもハッキリと良いと分かる名曲。恐らくはアルバム「REFLECTION」のリード曲になりそうな雰囲気、となるとアルバム2番辺りに飛び込んでくる?? 一見「幻聴」という単語からネガティブな印象を受けるが、歌詞はポジティブそのもの。Aメロから伝わる疾走感、サビでの高揚、客との掛け合い、桜井さんの才能すごい!!と感嘆する名曲。「蘇生」「擬態」「幻聴」「未完」…シングルでない名曲で漢字2文字が多いのは何らかのこだわりか??

14. 口笛
・ファンクラブ限定ランキングで1位の曲。良かったけど正直、前曲「幻聴」の余韻のせいで頭に入らず。

15. 未完
・良いという印象だけど、前々曲「幻聴」の幻聴がリピートしていて(笑)あまり思い出せず。曲が始まる前の4人の顔写真がささっと流れる演出が格好良い。アルバムのラストにくる曲?? 若手ロックバンドのようなロックナンバー、自由自由自由。

16. 独り言
・ラストにこの曲がきてほっこりと。4人横一列で良い感じ。


 劇中で嬉しかった台詞がふたつ。田原さんの「やりたいことは一杯ある」発言、そして「桜井はエンターテイナー」という台詞に感動と安心を覚える。「(an imitation) blood orange」では全体的に曲がマイルドだったため、ロックなナンバーが増えて嬉しい限りだ。

 「決してのんびり暮らすのが嫌いなわけじゃない でももう一度走り出す」新たな歩みを始めたMr.Childrenを、いちファンとして全力で追っかけたいと思った。


Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- [Blu-ray]Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- [Blu-ray]
(2012/04/18)
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[(an imitation) blood orange](初回限定盤)(DVD付)[(an imitation) blood orange](初回限定盤)(DVD付)
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 「Happy Song」の”君にエールを!”に代表されるように、今回のアルバム[(an imitation) blood orange]はあらゆる角度から送られる、Mr.Childrenからの応援ソングの集合体に思えた。それは「End of the day」「かぞえうた」、「pieces」”次の一歩を踏み出してみよう”「祈り ~涙の軌道」”笹舟のような祈り”のように常套句な謳い文句でもあり、一方で「過去と未来と交信する男」”心配はいらない 慌てずに行きなさい”と少し歪曲した視点からもそれを感じることができる。

 タイトルのimitationとアルバムの核となる「イミテーションの木」。本心から人を癒そうと応援するときもあれば、少し卑しい気持ちで、偽善で取り繕うこともある。本物でなくても結果として人を助けることができたなら…。そんなメッセージが聞こえてきそうだ。ミスチルの歌(桜井和寿)の歌詞はいつも2面性をもっていて、今回のアルバムカラーの色・オレンジ、暖色をイメージさせる血の通った暖かい曲が多いが、一方で寒色系を思わせる曲も多少はある。1番初めに聴いたときは「イミテーションの木」が最後にきた方がコンセプトをまとめて良い気がしたが、真ん中にあることでぜんたい周りを包んでいるようにも思えた。歌詞カードが暖色から紺色へ変化しまた暖色に戻る、真ん中には緑が1本通る。「イミテーションの木」こそが完璧でも偽善でもない、フラットな本心を表している曲に見えたのだ。

 前作「SENSE」の「I」や他の曲のように1曲1曲の衝撃はないものの、全体としてまとまっている印象。願わくば寒色系「過去と未来と交信する男」のような曲がもっとあれば面白そうだったが…そんな[(an imitation) blood orange]のなかから気に入ったフレーズ、歌詞を抜粋してみました。


不安に追いつかれないよう
願いを今、遠くへ遠くへと

深い深海に沈んだ希望をチラつかす

              hypnosis


気が付きゃロスタイム
で、慌てるから乞食は貰い損ねる

競争しながら 人は切磋琢磨していくんですか?
その理想論が また人の上に人をつくる

              End of the day


強く早く駆け抜けるほど
向かい風もきつくなるんだな

いつか描いたやつより 本物にしよう

              pieces


時間は残酷
もう魔法は解けてしまった
過去ばかりが綺麗に見える
現在がまた散らかっていく

イミテーションの木が茂る
その永遠の緑をボーっと見ていた

イミテーションの木が茂る
なにかの役割を持ってそこにある

張りぼての命でも人を癒せるなら
本物じゃなくても君を癒せるなら

              イミテーションの木


わかってます
皆が私を見る懐疑的な目
そう私こそ過去と未来が見える

              過去と未来と交信する男


無防備な夢想家だって 誰かが揶揄しても

ざわめいた きらめいた 透き通る流れに

笹舟のような 祈りを 浮かべればいい

              祈り ~涙の軌道



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 大分では放送のないめざましテレビのせいで、ほぼ初めて「Happy Song」をフルで聴く。今回のアルバムで1番リピートしている曲、6分超もあるがそれを感じさせないメロディーの転調が心地良い。歌詞も肩肘を張らない応援ソングというのが程よく、ちょうど「one two three」の主人公のように社会人2,3年目の冴えない社員目線の、弱気な人がちょっと元気になるような塩梅が個人的に、はまるのである。

 ”まるで 吠えない犬 羽のない鳥 ちゃんと放送コード”の歌詞が意味深でユニーク。一部ネットの解釈では、めざましテレビ(フジテレビ)に対抗して「吠えない犬=ZIP!(日本テレビ)」、「羽のない鳥=モーニングバード!(テレビ朝日)」、「ちゃんと放送コード=NHK」との、なるほどと思える解釈があったが、そうするとみのもんたの朝ズバッ!(TBS)の立場がない(笑) 直前に「まるで」の副詞があるので、”吠えない犬 羽のない鳥”は”のんびり生きる”ことの比喩で、その表現はちゃんと「放送コード内です」との叫びにも聞こえる。名もなき詩のノータリンをテレビでは言葉では足りんに変えたように、表現を気にしつつもその辺りを皮肉った歌詞ではないだろうか。あと「hypnosis」の”深い深海”という表現も”頭痛が痛い”の重複表現とも思えるが、事象の深さをわざと表した一節かなと思ったり。。。いずれにしても、チューインガムのような色んな味がするこのアルバムを、まだまだ噛み締めていたいものだ。


01. hypnosis
02. Marshmallow day
03. End of the day
04. 常套句
05. pieces
06. イミテーションの木
07. かぞえうた
08. インマイタウン
09. 過去と未来と交信する男
10. Happy Song
11. 祈り ~涙の軌道


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ジャンル:音楽