アサルト13 / 要塞警察 ★★

アサルト13 要塞警察アサルト13 要塞警察
(2006/08/02)
イーサン・ホーク

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 老朽化のためその日をもって閉鎖される"13分署"を謎の武装集団が襲撃する。13分署の職員+護送された犯罪者VS謎の武装集団というアクション篭城もの。ジョン・カーペンターが製作した過去のリメイク作のせいなのか、劇中のいたるところからB級の味わいがあり、大いに楽しめた。




*****以下、ネタばれ注意*****




 謎の集団といった物々しい雰囲気のわりに、早くに正体をタネ明かししてしまう素早い展開は笑える。敵のボス、ガブリエル・バーンが「AV5はまだか??」と息を荒げて言ってたので、ワクワクしながら到着を待っていたら、普通の突入チームのことだった。ヘリで登場というのでそこは良かったが、建物に降下して何もしないうちに炎に取り囲まれて撤退って...散々、引っ張っておいてお前らはいったいなんなんだと言いたい(笑)

 それにしても「アサルト13」では誰が生き残るのか全く読めない。口数の多い愛嬌のあるキャラクターは、大体生き残るはずなのだが意外にも即死。篭城戦に全く関係なく、主人公のせいで巻き込まれた分析医は、完全なる善タイプのキャラクターなのだがまさかの即死。悪い奴は完全には悪くなく、なんなく生き残ってしまうというのも意外だった。

 警察署の攻防が終わり舞台は何故か森へ。そこからはグダグダの展開。さらにエンディングでは、13分署のグラマーな姉ちゃんに抱かかえられるイーサン・ホーク。死んでしまった分析医のことを、一瞬も思い出さないままエンドというのも素晴らしい潔さだ(笑)

 最新の武器、スタングレネードや手榴弾、暗視ゴーグルや盾を駆使した銃撃戦は見応えがあり、イーサン・ホークやローレンス・フィッシュバーンの立ち回りもなかなか格好よかった。


■関連作品■
恋人までの距離/ビフォア・サンライズ ★★★★★
ビフォア・サンセット ★★★★★
Mi : 3 ★★★
サンキュー・スモーキング ★★
シークレット・ウインドウ ★
ヒストリー・オブ・バイオレンス ★★★

[ 2008/06/02 00:00 ] アクション | TB(0) | CM(2)

ランボー / 最後の戦場 ★★★






 本作を観て、軍事政権下おける内戦の描き方が一方的過ぎる、好戦的に描いている、と批判をする人もいるかもしれない。しかし不器用とも時代錯誤とも言われようと、自分にとってはこの方法しかないんだ、というランボーの想い、そしてなによりもスタローン自身の熱い想いが胸に響いてきた。

 「ランボー 最後の戦場」では「怒りのアフガン」とは異なり、戦うことの意義を様々な演出を交えて訴えている。非暴力で世界を救おうとするNPOと、戦うことでしか生きる意味を見い出せない男の対比はそのことを際立たせていた。現地の村に本や薬を与えるNPO団体、その一方で船に残った死体を処理するランボーの行動をカットバックで見せる演出は、手段の違い・生き方の違いを見事に表現しているシーンだ。

 魅せる戦い方から泥臭くとも、ひたすらに敵を討つスタイルは闘争の本能がまとわりついている、ランボー本来の行動に即したものである。アクションのスケールやギミックという角度から捉えれば、過去のシリーズよりも見劣りするが、それを補う迫力やリアリティがあった。




*****以下、ネタばれ注意*****




 戦いを終え、無数の死体や生き残ったメンバーを見渡すランボー。その出来事を踏まえて、彼は新たな生きがいを見つけ出そうとしたのだろう。帰郷し再びアメリカの地を歩く彼の後姿には、孤独な人生を背負ってきた影と、微かな希望も覗かせた。大きな余韻を残す、この上ないラストシーンだ。

 それにしても、目で確認できる範囲でこれほど人が死ぬ映画も珍しい。「プラベート・ライアン」「スターシップ・トゥルーパーズ」「ゴースト・オブ・マーズ」よりもひょっとしたら多いかもしれない。いずれにせよ、90分少しの短い上映時間に凝縮された激しい戦闘シーン、人体損壊の連続にはただただ圧倒される。


■関連作品■
ランボー ★★★
ランボー/怒りの脱出 ★★★
ランボー/怒りのアフガン ★★★
ランボー/最後の戦場 ★★★






[ 2008/05/31 00:00 ] アクション | TB(0) | CM(6)

ランボー / 怒りのアフガン ★★★

ランボー 怒りのアフガン『ランボー最後の戦場』劇場公開記念スペシャル・プライス版(初回限定生産)ランボー 怒りのアフガン『ランボー最後の戦場』劇場公開記念スペシャル・プライス版(初回限定生産)
(2008/04/23)
シルヴェスター・スタローン、マーク・デ・ヨング 他

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 「ランボー」からキャラクターを転換させての「怒りの脱出」。そしてパート2の味付けをさらに増長させたのが「怒りのアフガン」だ。ここまでくると完全に1人で戦争を起こしている。ロケットランチャーを発射し、ヘリコプターを操縦し、仕舞いには戦車まで操るという信じがたい展開になった。

 今作が本編中で、多くの死者がでているため「最も暴力的な映画」としてギネスブックに認定されたのは有名なエピソードだ。たしかに物語としては大味で悲惨であり、パート1のような寂寥感の欠片もない出来栄えである。評価も3部作中、1番低いのだが個人的に、アクションの質は最高レベルだということは言いたい。

 良くも悪くもエンターテイメントに徹しており、弓矢の先に火薬を巻きつけ、「怒りのアフガン」で爆発させたのはなんと軍事ヘリコプター!!絶対にあり得ないし(笑)他の映画で散弾銃などでヘリを撃墜する無理な描写があったが、まさか矢1本でヘリコプターとは…さすがランボーである。また中ボスとの死闘も見所のひとつ。荒野の岩山で闘うのだが、首にロープぐるぐるまきつける→回し蹴り→穴に落下→首吊り状態→胸の手榴弾爆発で爆死。目も当てられないほど悲惨な死に様が逆に可笑しかったりする。他にも、低空飛行のヘリを真横から撮影しているスピード感のあるショットは素晴らしい。周りの爆発の煙を螺旋状に巻き込む様子は壮観で美しいものだ。

 筋肉を鍛えぬいたヒーローが裸ながら銃を乱射し、なにも考えず悩まずに巨悪を討つ、これが80年代のアクション映画のフォーマットだ。無駄に派手、無駄に大袈裟、ステレオタイプにはまった80年代アクションの代表の一角として、是非とも記憶に留めておきたい作品である。


■関連作品■
ランボー ★★★
ランボー/怒りの脱出 ★★★
ランボー/怒りのアフガン ★★★
ランボー/最後の戦場 ★★★


ランボー 最後の戦場ランボー 最後の戦場
(2008/04/23)
シルベスター・スタローン他 横山啓明

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ランボー トリロジーセット―『ランボー 最後の戦場』公開記念スペシャル・プライス版】―(初回限定生産)ランボー トリロジーセット―『ランボー 最後の戦場』公開記念スペシャル・プライス版】―(初回限定生産)
(2008/04/23)
ブライアン・デネヒー、シルヴェスター・スタローン 他

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[ 2008/05/16 00:00 ] アクション | TB(0) | CM(2)
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