インディ・ジョーンズ / 魔宮の伝説 ★★★★★

インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
(2008/06/06)
ハリソン・フォード、ケイト・キャプショー 他

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 インディ・ジョーンズ第2弾はシリーズ中でも異色作と言われ、ファンの間でも賛否分かれる作品として議論が絶えない。ナチス・ドイツが絡まない、描写がグロテスク・暗い、ヒロイン・子供が騒がしい(笑)などの非難もあるが、個人的には「魔宮の伝説」も大好きである。

 「レイダース」でインディ・ジョーンズのある程度のフォーマットが出来上がっているが、冒険活劇物という観点からすると、奴隷の子供達を救い村の宝を取り戻す、険しいジャングルや奥深い洞窟が舞台である今作のほうが、純粋なアドベンチャーとは言えないだろうか。

 しかし、3部作で群を抜いて気持ち悪いのも「魔宮の伝説」だ。心臓をえぐりとられ、ワニに食べられ、猿の脳みそのシャーベットがでてくるなど、際どいシーンの数々にアメリカ公開時には新たな年齢のレーティングを設けたほどである。そのなかで昆虫の大量発生のシーンはきつかった。名前も知らないような、虫がうじゃうじゃと湧き出し、ムカデ・ゲジゲジ・甲殻類やカマキリ、、、レバーを引っ張るシーンではうじ虫のようなものまで観られる。思い出しただけでも背筋が凍るようだ。


インディ・ジョーンズ アドベンチャー・コレクション (期間限定生産)インディ・ジョーンズ アドベンチャー・コレクション (期間限定生産)
(2008/06/06)
ハリソン・フォード、カレン・アレン 他

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 恐怖と面白さは紙一重だ。危険なものほどスリルがあり、美味しい食べ物ほど体に悪いものである。スピルバーグ監督はそのことを充分に理解しており、ブラックな描写をあっさりと見せる所にエンターテイナーとしてのセンスを感じさせる。終盤ではトロッコチェイスや吊り橋を真っ二つに斬り裂くシーンなど、CG全盛期の現代でも見劣りしない最高に美味な見所もあり、ラストまで息つく暇も無い。

 その「魔宮の伝説」がシリーズ中で1番面白いという人も多く、1番面白くないという人も多いのは興味深い結果だ。個人的には、多くの人に今作を推したいのだが、スピルバーグ監督がDVDのコメントで「3部作のなかで最も思い入れのない作品だ」と断言してしまっているから救われない。


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