煙草業界に従事し、情報操作屋として働くニック・ネイラーの活躍を描いた作品。大衆を惑わし、煙草をPRする風刺の効いたブラックな映画だと思っていたら意外と毒気は少ない。ロビイストとしての活動の内容、息子に論述に関するテクニックを教えるなど、焦点が煙草業界から多少ずれホームドラマの要素が強くなっている。
現在社会の問題点ならマイケルムーアを観ればいい、煙草に特化したものなら「インサイダー」のほうがよほど衝撃的だった。その中間をいくような笑いと驚きを求めいていたのだが、強気な予告編と違い本編はどこか生ぬるい。
今作は出演者が何気に豪華。シャープな風貌のアーロン・エッカートをはじめ、ウィリアム・H・メイシー、ロバート・デュヴァル、ケイティ・ホームズ、キャメロン・ブライトと個性的な面々だ。しかし内容が煙草から逸れたようにキャラクターの味付けもいまひとつ。特に男と寝てネタを掴む、ケイティ・ホームズの役柄はもっと広げることもできたのに存在を含め完全に蛇足だった。
情報操作が本編のキーワードになっているが、この映画の内容こそなんらかの圧力によって操作されたのでは??煙草にフィルターがあるように「サンキュー・スモーキング」にもなんらかのフィルターがあったのではとついつい疑ってしまう。
■関連作品■
ブラック・ダリア ★★ヒストリー・オブ・バイオレンス ★★★バットマン ビギンズ ★★★★
まさきさんのブログ、まだ全て読んでいないのですが、
とても細かい感想を書かれていますね。
単に面白い・つまらないと言うだけでなく、ご自分の意見など
交えてらっしゃるので、読み応えがあります!
私は撮り方の興味があるので、なぜこのアングルなのか?とか
別のアングルだとどんな感じの映像になってたか?とか
ストーリーとは違うとこも見ていますねw
なので、メイキングや特典映像を見るのが大好きです。
私の周りの人達には理解してもらえませんがwww
ではまた^^