恋愛睡眠のすすめ ★★

恋愛睡眠のすすめ スペシャル・エディション恋愛睡眠のすすめ スペシャル・エディション
(2007/10/05)
ガエル・ガルシア・ベルナル.シャルロット・ゲンズブール.アラン・シャバ.ミュウ=ミュウ

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分かり易いファンタジーにしたほうが…


 題名に「恋愛睡眠」とあるように「夢」がキーワードになっているのだが、夢に物語や明確な目的が無いのと同じく、この作品自体なにか捉えようの無い気持ち悪さを感じた。若手のなかでも人気のガエル・ガルシア・ベルナルと、根強い人気のシャルロット・ゲンズブールという異色のカップル、予告編やポスターを見ると、温かいファンタジーものだと思っていたのだが、実際はそうではない。

 現実と夢の世界が区別出来ずに悩み、夢に生きる主人公のステファン。キャラクターそれぞれがなにを考えているのか掴み難く、温かい話が中盤以降は逸れ始め、ハッピーともバットとも解釈できる状態で物語が終わってしまうのだ。

 ミシェル・ゴンドリー監督作品の「ヒューマンネイチュア」「エターナル・サンシャイン」と同じく、科学と人間の本能、とりわけ恋愛について描く方向性は過去2作品と変わっていない。パラレル・シンクロナイズド・ランダムネス(平行同時発生的無原則) など、全く聞いたことないような脳内現象を説明するくだりは、科学と恋愛を繋げたい監督の強いこわだりを感じてしまう。

 個人的に曖昧で恣意的なストーリーは好きだが、今作に関して言えば可愛らしげな映像が突出しているだけに、分かり易いファンタジーに仕上げたほうが好転していたように思える。チャーリー・カウフマンから離れ、今回初めて脚本を担当したミシェル・ゴンドリーだが、監督業に専念してほしいと思ったのは自分だけではないはずだ。


■関連作品■
バベル ★★★
エターナル・サンシャイン ★★★★
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2 Comments

ぴーち  

こんばんは!まさきさん^^
『エターナル・サンシャイン』の出来の良さに期待して、この映画観ました!
でもあのときの脚本がチャーリーだったから、良かっただけで、ゴンドリー監督は、脚本は今後監督業に専念して欲しいというのは、私も同感ですね~。
画像だけ、楽しんだ感じでした。

では、応援して帰りますね!!

2007/10/13 (Sat) 19:59 | REPLY |   

>ぴーちさんへ  

ぴーちさん、こんばんは!!
今作は予告編等で期待していたんですけど、冷静に観ると内容は暗いですよね。「エターナル・サンシャイン」は脚本もキャスティングもぴたりとはまっていたのに、こちらはその両方ともぎこちなかったように思えます。

科学と恋愛の融合という発想は好きなんですけどね。ぴーちさんと同じく画像は楽しめました。監督の今後の作品に期待したいです!!

あと「エターナル・サンシャイン」のプレミアム・エディションが発売されてちょっと欲しかったりします。「ホリデイ」を観てケイト・ウィンスレットが一層好きになりました^^

2007/10/13 (Sat) 20:19 | EDIT | REPLY |   

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