 | キングダム/見えざる敵 (2008/04/10) ジェイミー・フォックス.ジェニファー・ガーナー.ジェイソン・ベイトマン.クリス・クーパー.アシュラフ・バルフム.ジェレミー・ピヴェン
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*****以下、ネタばれ注意*****
報復の連鎖はどのようにしたら断ち切れるのだろうか。そのような想いが頭のなかを過ったのは、今作のラストカットが非常に余韻の残す感慨深いものだったからだろう。アメリカサイドとサウジアラビアサイドの台詞のカットバックで終わるのだが、アメリカの偏った視点と思えた作品が途端にそうではないことに気付かされる。「見えざる敵」という副題は、味方に成り済まして自爆したテロリストのことではなく、感情に流され復讐心を滾らす人間の本能を指しているのだろう。
では、どのようにすれば啀み合わずに済むのか。現在の流れでは多少の距離を保ちつつ互いを尊重しあうことではないだろうか。その地に根付いた伝統や慣習・思想はそう簡単には変えられない、なにを基準に境界線が生まれるのか微妙なところだが、まずは互いを認めることからだろう。アクションシーンが記憶に残りやすいが、本編では子供との会話や描写に重きを置いている。それは教育の大切さや次の世代へと平和を託す一種のメッセージとも受け止められ、冒頭のジェイミー・フォックス親子・テロリスト親子のやりとり、ラストの対比関係もブラックな演出に捉えがちだが一抹の希望も伺える。
アメリカとサウジアラビアの関係・現在の状態に至るまでの経緯を説明した、オープニングクレジットの映像から一気にこの世界に惹き込まれた。自爆テロという題材、ほとんどの舞台がサウジアラビアという点も映画製作には、ある種のリスクを伴っているが説得力とリアリティを感じる出来に。アクションシーンはマイケル・マンが製作に携わっているせいか、タフなものでライブ感にあふれていた。少々、強引な展開もあるが娯楽性と社会的な要素を見事にバランスさせている作品だ。
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マイアミ・バイス ★★ヒート ★★★★ステルス ★
mixiの足あとから辿ってまいりました。
全然期待せずに観たからなのか、思わぬめっけもんな映画でした。
なにより、あのラストの台詞がものを言ってますね。
あれで一気に締めたような気がします。
役者も安心して観ていられる人たちでしたし。