ソウ2 [Blu-ray]ソウ2 [Blu-ray]
(2013/01/30)
ドニー・ウォールバーグ、ショウニー・スミス 他

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 前作の「ソウ」が爆発的なヒットを記録した後の続編、多くの予算を与えられ自由に作ることを許された製作サイド。よくあるハリウッド大作の傾向としては、映像や過激な描写にばかり力を注ぎすぎて失敗してしまう、例えば「スピード2」や「トゥーム・レイダー2」、「CUBE2」などのように散々たる結果になることも少なくない。そのような事例に対し「ソウ2」は脚本を極力大事に扱った、手堅い続編となっているのが印象的だった。

 「ソウ」の独創性は閉鎖感・圧迫される人間心理と、ジグソウの仕掛ける過激なゲームにある。今作でもこの辺りのツボは押さえているものの、人数が増えたことや意外と広範囲にまで移動できることで、前作のようなギリギリの緊張感はでていなかったように思えた。それでも2箇所で同時進行される構成や、どんでん返しへの持っていき方は見事。脚本家は本当に練りに練ってストーリーを構築しているなと感じた。前作では語られることのなかったジグソウの過去や、ゲームを行う動機が垣間見れるのはシリーズのファンにとっては嬉しいことだろう。

 今回1番痛かったシーンは、1000本の注射器のある穴の中から鍵を探し出すという場面だった。いくら作り物とはいえ体中に注射器が刺さっている画は強烈であり、なかなか直視出来ない。その穴に放り投げた男こそ最悪のキャラクターだった。自分のゲームなのに女性を放り投げておいて「急いで探せ」と急かす、時間切れになったら「お前のせいだぞ」って、理不尽にもほどがある(笑)


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ソウ2 ★★★

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