仮に「エイリアンVS. プレデター」の脚本を書けと言われたら自分ならどうするだろうか??勿論、エイリアンとプレデターの激しいバトルを中心に描きたいのだが、両者には当然のことながら共通の言語がない。そのために状況を説明するのに、最低1人の人間は登場させなければならない、ということまでは大よそ想像できる。今作が悪かったのは、そもそも同一時間軸、同一箇所に両者が居る訳がないのに、設定や舞台を大真面目に構築したこと、それを説明する人間までも丁寧に描こうとしたところだろう。
鑑賞したら分かるのだが、エイリアンとプレデターが闘い始めるまでが冗長に感じてしまうのだ。南極で謎のピラミッド発見→その道のプロを集める→探索→未知のクリーチャーに遭遇、ここまで恐らく40分くらいを要しており、しかも一通りの状況説明が終わると、そこまで味付けをしてい人間をあっさりと殺してしまうのである。そうするとそこまでの時間はなんだったのか??っと、一気に白けるのだ。
また「The enemy of my enemy is my friend(敵の敵は味方)」という台詞以降、人間・プレデターVSエイリアンという、ますます訳の分からない対決に進んでしまう。プレデターが生き残った女性のために武器を作ってあげたり、果てには脱出する装置の上に人間と並んでしがみ付いてる姿には失笑してしまった。突き抜けて破綻しているのではなく、真面目に破綻しているので極めて中途半端。後半エイリアンクイーンに背後から、ジャンピング1回半ひねりで槍を背中に突き刺すシーンが最大の見せ場であり、このような痺れるシーンをもっと観たかったのが鑑賞者の本音ではないだろうか。予告編でピラミッドの頂上でプレデター相手に、何百というエイリアンが襲いかかっている画があったのだが、実はそれすら回想シーンの一部だったりと随所で悲しい思いをした。
これは酷かったですね。
久しぶりに裏切られた映画でした。
しかも親がDVD買っちゃった。
もったいないorz
2に期待するしかなさそうですね。