☆ 2007年中に観た映画ベスト3 ☆

 2006年は個人的な所見として映画不作の年だった。それに比べて2007年は、大作ものから単館系まで幅広く、面白い作品が多かったように思う。特に5月、6月の公開ラッシュは凄まじく、週1以上映画館に通ったものだ。そんな今年を振り返って、2007年中に初めて観た作品のなかから、特に気に入ったベスト3を紹介します。

2007年初めて観た映画でのベスト3

1位 セブンス・コンチネント ★★★★★
2位 インランド・エンパイア ★★★★ 
3位 ゆれる ★★★★

なんとも鬱々しい3本(笑)

 1位「セブンス・コンチネント」はミヒャエル・ハネケ監督のデビュー作品で、全く情報を仕入れずノーマークの状態で鑑賞。冒頭から日常生活の画がひたすら流れ、どうなるんだろう、どんな展開になるんだろう、と観ていたら徐々に緊張・圧迫感に苛まれて…神経を摩り込まれるような感覚になった。物語の構成や繰り返される反復の演出など、映画の文法を探っても他とは一線を画す、異質な印象をうける。

 2位「インランド・エンパイア」はデイヴィッド・リンチ監督5年ぶりの作品とのことで、大阪まで行っての鑑賞。前評通り、ある女性の悪夢であり救済であり、3時間という長丁場ながらリンチワールドを充分に堪能できた。ウサギ人間の造形は忘れることが出来ず、リンチ作品のなかでも鮮烈なもので楽しいキャラクターだと思う。

 3位「ゆれる」は曖昧な記憶の回想劇という脚本が好きなことや、俳優陣の演技が素晴らしかったことで、普段あまり観ない邦画のなかでも際立って良かった作品。オダギリジョー、香川照之、真木よう子の3名の心のゆれ記憶のゆれ、田舎の描写など陰湿な演出、特有の気持ち悪さが好きだった。


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(2007/01/12)
ビルギット・ドル、ミヒャエル・ハネケ 他

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 「スパイダーマン3」「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド」など大掛かりな大作映画も好きだが、瞬間的な刺激ではなく、じわじわと心が侵食されていくような映画がやはり好きなんだなと改めて思った。

 それとは別に、2007年はアルバムにツアーにとMr.Childrenが休まない年。上に列挙した映画を超えて3月に発売されたアルバム「HOME」が何よりも素晴らしかったように思う。ついこの前、iPodを買い、BOSEのSoundDockも購入。車でもiPodを聴けるようにして、日々、iPod三昧。そのなかでも「SUNRISE」「Wake me up!」「PIANO MAN」が特にヘビーローテーション化。年間を通しても、「HOME」は飽きないアルバムだった。2008年の活動にも期待!!


☆2008年期待の映画

2008年度に公開される映画で楽しみなものは、なんと言ってもインディ・ジョーンズの最新作。
◇インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 日本公開日 6月21日より
監督スピルバーグ、製作総指揮ジョージ・ルーカス、音楽ジョン・ウィリアムズ、主演ハリソン・フォードという前3作と同じメンバーが揃っただけでも感動もの。
19年振りのシリーズですが今から楽しみで待ちきれません。
最新情報は12月13日にアップしたばかりの日本語版公式サイト http://www.indianajones.jp/ で日々チェック!!

もうひとつはバットマンの最新作。
◇バットマン/ダーク・ナイト 日本公開日 2008年夏公開予定
バットマンビギンズからの続編であり、ジョーカー、トゥーフェイスが登場し、より密度の濃い物語とアクションが期待できる。 
ティム・バートン監督の世界観、そしてジャック・ニコルソンが演じたジョーカー、素晴らしい作品「バットマン」が既にあるのに大丈夫だろうかと不安だったが、youtubeでの予告編を観てその不安が吹き飛ぶ。ヒース・レジャーが演じるジョーカー、その狂いぶりに鬼気迫るものを感じ、ダーク・ナイトは物凄く面白い作品になりそうだ。


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(2008/02/22)
ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ 他

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☆その他、2008年期待のもの

2008年6月からEURO2008オーストリア、スイス大会が開幕。気になる本大会の組み合わせは…

グループA:スイス、チェコ、ポルトガル、トルコ
グループB:オーストリア、クロアチア、ドイツ、ポーランド
グループC:オランダ、イタリア、ルーマニア、フランス
グループD:ギリシア、スウェーデン、スペイン、ロシア

グループCがあり得ないくらいの死のグループ。ただ、それ以上に面白そうなのはグループA。攻撃的で魅力あるサッカーをする国が集まっているように思える。今回もポルトガルを応援したい!!あと2008年は、レミオロメンのライブと、ニンテンドーDSで発売される1本のソフトが楽しみ。来年も良い年でありますように!!


■関連■
インランド・エンパイア
インランド・エンパイアを観に行く
HOME / Mr.Children
Mr.Childrenのライブに行く
"HOME" TOUR 2007 DVD/Mr.Children


ゆれるゆれる
(2007/02/23)
オダギリジョー香川照之

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4 Comments

パタリロ  

 明けましておめでとうございます。2007年ベスト3に「ゆれる」が入っていて嬉しい驚き。これは名作です。全ての俳優が素晴らしく気持ちが悪いほどのリアルな演技でした。特に香川照之には脱帽!上手いのは分かっていたのですが、あまり好きになれない俳優でしたが、参りました。市川猿之助と浜木綿子の優れた遺伝子が最高の役者を作り上げました。勿論本人の努力もありますが。この作品を選ばれたまさきさんの感性に感心しました。
 話がそれて申し訳ないのですが、元旦に娘と「下妻物語」を観て、ぶっ飛びました。気持ちよい映画ですねえ。2008年の始まりはなかなか良い感じです。

2008/01/03 (Thu) 00:22 | REPLY |   

>パタリロさんへ  

あけましておめでとうございます。
2007年は本当に面白い映画が多くて、3本絞るのに悩みました。
「ゆれる」は序盤の早い段階から物語に惹き込まれました。オダギリジョーや田舎の演出に魅せられたのですが、パタリロさんも言ってあるように、香川照之が素晴らしかったと思います。オダギリジョーがふすまを開けて、そこに座っている香川照之の丸い背中。あの短いシーンに、それまでの生き方が反映されていて、気持ち悪くも印象に残りました。
「下妻物語」良いですよね。色々な映像表現があり、分かり易い物語でも心に響きました^^

2008/01/03 (Thu) 01:34 | EDIT | REPLY |   

てる  

はじめまして。
mixiのあしあとから来ました。

好きな映画のラインナップが自分と似ています。
「セブンス・コンチネント」まだ観ていないので、観てみます。
「インランド・・・」は理解が・・・でした。
「ゆれる」いいですね♪

自分の2007年の好きな映画は「麦の穂をゆらす風」です!

また寄りに来ます。
よろしくですm(__)m

2008/01/08 (Tue) 12:01 | REPLY |   

>てるさんへ  

コメントありがとうございます。
好きな映画のタイトルが似ているのは嬉しいですね。
「セブンス・コンチネント」は一般的な娯楽映画とは違うものなので、人によって好みが分かれそうですが、パッケージを見て興味がわいたら是非、鑑賞してみてください。

「麦の穂をゆらす風」は雑誌でもネットでも評価が高いですね^^
今後ともよろしくお願い致します!!

2008/01/09 (Wed) 22:00 | REPLY |   

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