ホステル2 [無修正版] [DVD]ホステル2 [無修正版] [DVD]
(2008/02/22)
ビジュー・フィリップス、ヘザー・マタラッツォ 他

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 前作を観ている時に、余計な部分まで語りすぎているなという気がした。当然のことながら脚本・撮影の段階で、ヒットすることや続編が製作されることなど誰も予想出来なかっただろう。ほとんどの情報を明かした後でのパート2。前回と比べ、大きな変更点が2つあった。

1.加害者側の視点
 「ホステル2」では殺人拷問を受ける若者だけではなく、様々な手段で殺人を行う加害者側の視点も描いていた。アイディアとしては面白いのだが描写が浅く、そもそも快楽殺人という行為に走るまでの動機が分かりにくい。もう少し時間をかけ、納得しうる人物像に仕上げると、ホラー映画の概念を変えるような構図になっていたと思う。




*****以下、ネタばれ注意*****




2.主人公が男性から女性へ
 メインとなる主人公のグループが女性へと変更したのは大きな賭けだったのではないだろうか。主役のローレン・ジャーマンは知的で小奇麗な印象の俳優。彼女がどのような目にあってしまうのか、男性の観客であれば若干の期待もしてしまうものだが、たいした露出もなく(笑)物語は終わってしまう。

 被害者から加害者に生まれ変わる展開、金が全てという世の中を皮肉るパワーバランスは悪くはないが、物足りなさは否めない。推測だが出演する際の契約に、露出や過激なシーンをNGとする一文があったのかもしれない。将来有望な女優は簡単には脱がないのだろう。


 また前作では、男が女を買い悦楽に浸っている前半から逆の立場になるという、戒めとしたメッセージ性。安易な悦に走ると後悔するという教訓があったのに対し、今回の女性グループは何も悪くないので、ただただ悲惨なだけというのもスッキリしない。

 そのようなことからなのか、今回は過激なシーンも大幅に減っていた。続編でビジュアルだけを強化して失敗する例が多々あるが、今作は抑止し過ぎて質を落としている。2つの変更点など工夫は見られるが、ファンとしては納得の出来ない内容だったのではないだろうか。


■関連作品■
ホステル ★★★
デス・プルーフ in グラインドハウス ★★★
キル・ビル Vol.1 ★★★★
キル・ビル Vol.2 ★★★
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