
HERO映画版 サントラの詳細を見る
テレビドラマの映画化は近年その数を増してきている。「踊る大捜査線」「アンフェア」「西遊記」「ガリレオ」(2008年 秋公開予定)など、特にフジテレビ系はその動きに積極的だ。オリジナルの映画に出資するより、ヒットしたドラマを映画にする方が、一定の需要や興行収入が望めるからなのだろう。それではテレビで出来ないことをやっているのかと言われると、「HERO」は豪華出演陣という要素以外では、テレビの枠や質を超えていなかったように思える。
元々はテレビドラマなのだからその空気を壊さない方が良いという気持ちも分かる。しかしそれなら、テレビのスペシャル枠で良いだけのことで…邦画界の将来を危惧しつつも、今作で80億円もの興収があるのだから、ビジネスとして捉えれば当然の流れと言えばそれまでなのだが。
映画らしいシーンといえば、韓国でのロケやイ・ビョンホンの出演である。しかしこの1連のシーンは物語として、なくても成立してしまう箇所であり、アジア市場を睨んでの展開に違和感を覚えずにいられない。2回目以降の鑑賞時には完全に蛇足だということが分かるだろう。
唯一、心から映画版だなと思えたのは豪華出演陣の面々だ。弁護士の松本幸四郎をはじめ、特捜役の香川照之、なかなか手堅いキャスティングを連ねるなか、1番の注目は花岡練三郎を演じた森田一義の存在だった。そのいかにも悪そうな髪形とメガネ。法廷内にて木村拓哉とやり合うのだが、不釣合いな2人が面白い。せっかくの大悪役なので願わくば、もう少し暴れまわって欲しかった。
■関連作品■
アヒルと鴨のコインロッカー ★★★キサラギ ★★★
かなり、自己中な判断をしていますのでお気を悪くしたらお許しください(汗)
、また、遊びに来てくださいね!!
自分も勉強させてもらいに行かせて貰います!!