プラネット・テラー [Blu-ray]プラネット・テラー [Blu-ray]
(2010/05/12)
クエンティン・タランティーノ、ジェフ・フェイヒー 他

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 グラインドハウスの「デス・プルーフ」が会話劇・エロス・カーアクションの極みならば、「プラネット・テラー」はホラーと正義とアクション満載の快作である。ストーリーは化学兵器により人間が次々とゾンビ化、そのゾンビが人間を次々と襲い始める、というシンプルなもの。

 そのなか繰り広げられる、ゴーゴーダンサーと別れた男、バーベキューの味付けにこだわりをみせる店長と警官の兄弟、仲違いの医者夫婦…と、隅に置けないキャラクター達の人間模様がまた面白い。街がゾンビ一色になるなか、テキサスで1番の味を求めバーベキューソースの味を探求する店長のなんとも愛おしいこと。死に際に初めて、秘伝のレシピをマイケル・ビーンに明かすなど演出もなかなか憎いものだ。

 ゾンビを倒す際の血の量が通常映画の約3倍あり、体の部位切断などグロテスクなシーンを惜し気もなく見せていた。この辺りの過激さはロバート・ロドリゲス監督の「デスペラード」や「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を思い出させ、その描写をさらに加速させている。必見なのは片足になったローズ・マッゴーワンにマシンガンを付け、地面にロケット弾を発射しその反動で空中を舞うシーン。そして、ヘリコプターを低空飛行させ、プロペラでゾンビ軍団の首を吹き飛ばすという、なんとも漫画のような演出の数々に興奮して叫びそうになった。

 ロバート・ロドリゲス、タランティーノ両者のそれぞれの味が出ていたグラインドハウス。王道のカルト映画という意味では「デス・プルーフ」よりも「プラネット・テラー」の方が単純明快である。またフェイク作品として作られた予告編「マチェーテ」。短い時間ながらツボを押さえた濃い内容、あまりの出来の良さにお腹いっぱいになった。


■関連作品■
デス・プルーフ in グラインドハウス ★★★
ホステル2 ★★
ダイ・ハード4.0 ★★★
ブレイブ ワン ★★★
キル・ビル Vol.1 ★★★★
キル・ビル Vol.2 ★★★
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テーマ:映画感想
ジャンル:映画
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監督 ロバート・ロドリゲス 主演 ローズ・マッゴーワン 2007年 アメリカ映画 105分 ホラー 採点★★★★ 映画代が高い!1800円は高過ぎる!サービスデイやらで安くなったりはするが、それでも高いものは高い。1800円もあれば、それなりに腹一杯に食べれますし。
2008/03/30(Sun) 09:35:40 |  Subterranean サブタレイニアン