「テラビシアにかける橋」が他のファンタジー映画と異なる点は、向こう側の世界(テラビシア)が偶発的にそこに存在していたのではなく、主人公達の手によって徐々に創造されていくところだ。そのため現実とテラビシアを自由に何度でも行き来することができ、幽閉されることや誰かを救出するといった責務、明確な目的はない。
ジェスとレスリーが現実世界で受けたストレスに対し、どのように対処し克服していくのか、それをテラビシアで見つけ成長していく物語である。構成に無理がなく、自分の隣にもうひとつの世界が存在して広がっていく、夢のある展開に子供・大人問わず誰もが心打たれるはずだ。
*****以下、ネタばれ注意*****
題名に示されているように、今作の世界ではロープや橋が現実世界とテラビシアを結ぶ境界線となっていた。その夢の境界線が原因で、レスリーが亡くなるというストーリーはショッキングであり意外なものだった。どのような状況からも、人は立ち直らなければならないということだろうか。
それでも強固な橋を作りテラビシアへの道を再び構築したジェス。ラストの煌びやかなテラビシアの景色に、レスリーの面影や姿を重ねなかったこと、死というものを美化しなかった描写には好感がもてる。
残念なのは上映時間の短さにも関係するが、それぞれのエピソードを圧縮しすぎているように思えた点だ。主人公は様々な要因で落ち込み・克服していくのだが感情の転換が早く、話がぶつ切りになっている印象をうける。また時間の経過を示す演出が乏しく、スクールバスを用いることでそれを示していたが、何度も繰り返し見せるのではなく別の演出があってもよかったのではないだろうか。
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やはりお厳しい(笑)
一人だったから尚
更恥ずかしかったです
主演の二人の演技が本当に素晴らしいと思いました。
将来的にかなりの大物になりそうな気がします