Mr.ビーン映画版第2弾。劇中では車を運転中にビーンが睡魔に襲われるシーン、そしてカンヌ映画祭で観客が映画が面白くなく眠りだすシーンがあったが、それに同調するかのように自分自身も相当に眠かった(笑)テレビ版はかなり面白いものだったが、今作はどうも笑いどころのツボが合わなかったようである。
今作では教会のクジでカンヌ旅行に当選したビーンが、不運に不運を重ね、その旅の途中で巻き起こすドタバタ劇を描いたものだ。イギリスを離れフランスに移動、とりわけ南仏を舞台にしたせいか風景や建物が綺麗で、ギャグと同じ程度に映像に意識が向かってしまう。風光明媚な景色を堪能しつつ、品のある笑いを楽しむのが今回の味付けなのかもしれない。また前作の映画版とは異なり、台詞は極力無くなっていた。この辺りはローワン・アトキンソン本来のユーモアに回帰したように思える。
*****以下、ネタばれ注意*****
カンヌ映画祭のシーンで、芸術的な作品が監督の独りよがりのものであるというブラックな演出は面白く、ウィレム・デフォーのナルシストぶりが印象的である。常に持ち歩いていたビデオカメラが最後で重要なツールに変身したり、お金を集めるために道端でオペラのワンシーンを真似するなど、高貴な笑いが全編を埋め尽くしていた。
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