ダークナイトに続編があるとしたら…??





 パソコンのデスクトップ背景がジョーカー、劇場で購入したパンフレットを読み、サントラを延々と聴き続けるなど、ここ最近すっかり「ダークナイト」の世界にはまっている。全米でも4億ドルの興行収入を突破し(2008年8月上旬現在)ネット等での評価もおおよそ好評だ。

 鑑賞してしばらく経つ今も尚、興奮が冷めないのは作品のテーマが奥深く、キャラクターに魅力があったことが主な要因だろう。興行収入の異常な推移はリピーターの多さを示すものでもあり1度観てもまだ、ジョーカーの演技が観たい、あの場面の台詞をもう1回確認したい、アクションシーンを楽しみたい、という欲求に駆られるのだ。

 そんな10年に1本のアクション映画とも思える傑作「ダークナイト」だが、映画サイトのニュースでは、まことしやかに続編の噂も飛び交っている。勿論、このような素晴らしい世界観を構築したのならば続編が観たいものだが、「ダークナイト」の質を保てないものであれば製作してほしくないという気持ちもある。







 「ダイ・ハード」「ランボー」「ターミネーター」「エイリアン」「バイオハザード」「スパイダーマン」「ゴッドファーザー」「旧バットマン」のようにシリーズものとなり、パート2からパート3に行く時にパワーダウンしてしまう映画は多い。その逆で「インディージョーンズ」や「ボーン・アルティメイタム」など2→3でパワーアップする成功例もあるが、全体を見渡したときには失敗例のほうが上回っているように思える。




*****以下、ダークナイトに関するネタばれ注意*****




 最初から3部作構成等を想定していた場合を除き、続編が製作されるということは前作が面白かったからであり、それを超えるということは当然難しくなっていく。では「ダークナイト」はどうだろうか。バットマンの新シリーズとして「ビギンズ」「ダークナイト」と2作品製作され、仮に次回作があるならばパート3の位置付けとなる。スタッフ・俳優陣の続投等クリアしなければならない材料は多いが、最も難しいのはストーリーだろう。

 アクション映画におけるストーリー展開のベースで大切なのものは、主人公に降りかかるストレスの負荷や脅威の対象にある。

 ストレス・負荷は主人公から見て内的な要因であり、例えば妻や子供が人質になり救出するものであったり、主人公自身が病気や怪我を負うというもの。そして脅威の対象は外的な要因であり、主人公と敵対する人物・組織の大きさ、強力な武器の存在、または自然災害などの主人公とは距離を開けた不可抗力が挙げられる。この2つの視点から「ダークナイト」の続編について考え、予想してみた。







■敵役は誰が良いのか??(外的要因)

 バットマンシリーズの魅力は敵役にあるといっても過言ではない。「ビギンズ」ではラーズ・アル・グール(ヘンリー・デュガード)とスケアクロウ、「ダークナイト」ではジョーカーとトゥー・フェイスの手強い相手がそれぞれ登場した。旧バットマンシリーズの劇中で登場した残りの敵を挙げると、ペンギン、キャット・ウーマン、リドラー、Mr.フリーズ、ポイズン・アイビーの5人となる。

 現在、噂になっているのがリドラーをジョニー・デップ、ペンギンをフィリップ・シーモア・ホフマン、キャット・ウーマンをアンジェリーナ・ジョリーが演じるというものだ。クリストファー・ノーラン監督になってからの新バットマンシリーズの良さは、物語のトーンが抑え気味であり、その作風に合うように俳優陣もどこか渋めのキャスティングをしている点である。そこから考えるとジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの2人はスター性があり、華があり過ぎる。







 それならばノーラン監督の過去の作品に出演した役者を活かすと、作品とマッチするのではないだろうか。例えばリドラーをガイ・ピアース、キャット・ウーマンをキャリー=アン・モスという具合だ。また「インソムニア」に出演した、アル・パチーノを汚職まみれのゴッサムシティの市長にしたり、マイケル・コルレオーネのように冷酷なマフィアのドンを演じさせるのも面白そうである。

 どれも想像の粋に過ぎないが「ダークナイト」のジョーカーが完璧すぎて、これ以上の難敵が思い浮かばないのが正直なところだ。幸いなのか、ジョーカーはまだ死んでいないため続編に絡めることも可能だが、そうするとヒース・レジャーの不在が痛い。

予想…リドラー、キャット・ウーマン、ジョーカー(少しだけ出演)、マフィア関係の巨悪。この辺りが続編に絡むのかなと思う。(コミックに登場した敵や映画オリジナルの敵が暴れても面白そうである。)







■バットマンに掛かる負荷とは??(内的要因)

 「ダークナイト」で衝撃だったのは幼なじみのレイチェルが、あっさりと爆死したことである。バットマンのマスクを被ったブルース・ウェインの、唯一の弱点であり心の隙はレイチェルを愛していたことにあった。そのため彼女には正体を明かし、バットマンという自警活動を限定的なものと考え、いつかはレイチェルと結ばれたいとブルース・ウェインは思っていたはずだ。その心の在り処をジョーカーに奪われたことによって、迷いが無くなり精神面から暗黒の騎士となったのが「ダークナイト」のラストであった。

 大きな喪失からの復帰は物語性を強め、この上ないエモーションを運ぶことになる。パート2で愛する恋人を喪失した主人公に、続編ではそれ以上の負荷を掛けなければならないのだが、可能性として考えられるのはアルフレッドに掛かる負荷であろう。







 ゴードンやルーシャス・フォックスの善玉も存在するが、過去2作品での関係を鑑みてもレイチェルの喪失を上回らない。バットマン自身に脅威が迫っても物語が高まらない。例えばゴードンの息子をロビンにしてロビンがピンチになるという展開になっても、気持ちが入る時間が足りないだろう。

 マイケル・ケインが演じたアルフレッドに手をつけることは、正に禁じ手となるが「ダークナイト」の出来を考えるとそう成らざるを得ないのではないだろうか。

予想…アルフレッドに何らかの脅威・変化が訪れる。それによりバットマン自身にも肉体・精神的な負荷が掛かる。


 以上のようにストーリーの面から続編を考えてみたが、素人が想像したものでは到底、面白くなさそうである(笑)「ダークナイト」という傑作が完成した段階でシリーズを止めることが英断なのか、「ダークナイト」が築いた大きな壁を破るのはやはりバットマンなのだ、と捉え続編を製作するのか、全てはクリストファー・ノーラン監督の動き次第だろう。「メメント」のように時間軸を操ることや、精神世界を描くなど斬新なアイディアがあるかもしれない。現段階での監督の頭のなかを覗いてみたいものだ。


■関連作品■
ダークナイト ★★★★★
バットマン ★★★★
バットマン リターンズ ★★★
バットマン フォーエヴァー ★★
バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲 ★
バットマン ビギンズ ★★★★
メメント ★★★★★
プレステージ ★★★★
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12 Comments

taiyaki  

自分なりの推測

面白い推測ですね
僕も最近四六時中ダークナイトのことを考えている(笑)ので
いろんなことを推察しています。

これほど大ヒットした作品ですし、
スタジオとしてもこれを利用しない訳は無いので、
やはり何らかの形で続編は出るでしょうね。

僕はなんらかの形で
恐らくジョーカーについてのスピンオフが出るのでは?
と考えています。
「ダークナイト」ではジョーカーの誕生秘話が描かれていないので、
劇場かテレビドラマなどで「ダークナイト」の冒頭もしくは「ビギンズ」のラストに続く形で語られればもしおろそうです。
ただし、ヒース・レジャーほどの演技ができる俳優はいないと思うので、
やはり難しいでしょうね...
でもスピンオフの手段はラジオドラマ、小説、コミック等、色々ありますので、
実現しなくはなさそうです。
小説やコミックだったら「ダークナイト」後のバットマンとジョーカーの対決を描いてほしいです。

「ダークナイト」そのものの続編が作られる場合、
まず「ダークナイト」を超える作品を作るのは無理だろうと思います。
ノーラン監督はインタビューで
「『ダークナイト』で全部を出し切った」と語っていますし、
僕もそう簡単にあのクォリティを保つのは難しいと思います。
でも「ビギンズ」と同じもしくはそれ以上の作品は作れるかもしれません。

敵役については、
リドラーやペンギンもいいと思いますが、
クレイフェイス等、まだ映画に出てないヴィランズはたくさんいるので、
できれば使ってほしいところ

バットマンにかかる負担がアルフレッドという推測は新鮮で驚きました。
でも新シリーズの作風を考えるとありえそうです。
ただ、「ダークナイト」でもゴードンが撃たれたときは吃驚したのですが、
やはり生き返った(笑)ので、原作キャラクターは殺さない方針かもしれません。

自分はレイチェルを失ったうえで、
恐らくプレイボーイぶりも自粛したウェインと
キャットウーマンとの関係を描いたら面白いな、と思いました。

推測すればするほど面白いですね
頭の中では今も蝙蝠がとびかかってます(笑)

2008/08/12 (Tue) 12:04 | REPLY |   

>taiyakiさんへ  

スピンオフはあり得るかも。

コメントありがとうございます。
長々と書いてしまった文章を最後まで読んで頂いて嬉しいです^^

taiyakiさんの推測も現実的で面白いですね。スピンオフという発想は無かったのですが、バットマンの世界、ゴッサムシティを別の角度から捉えるというのは可能性として充分にありそう。

「ビギンズ」と「ダークナイト」の間を描く手もあるかなとも考えました。自分はコミック版について詳しくないのですが、魅力のあるヴィランはまだ存在しますよね??なんらかの手段で映画で暴れて欲しいです。

>ノーラン監督はインタビューで
「『ダークナイト』で全部を出し切った」と語っていますし、

そうなんですね。「ダークナイト」はノーラン監督の過去の作品よりも明らかにテンポが速かったですし、内容も映画2本分を凝縮した展開でした。考えるほど続編が難しいですね。

ワーナーはこのドル箱映画の次を狙わない訳はないのですが、商業主義に走らない冷静な判断が必要だと思います。しばらくは「ダークナイト」の余韻を楽しみつつ、バットマンの今後に注目したいですね^^

2008/08/12 (Tue) 13:57 | EDIT | REPLY |   

taiyaki  

実際過去にも2002年に
「ゴッサム・シティ・エンジェルズ」
というスピンオフドラマがアメリカで制作されたそうです。
760万にもの視聴者がいたのにもかかわらず13話で打ち切りになったそうです^^;

ヴィランズはまだまだたくさんいると思います
何しろ70年もの歴史を持つコミックですから^^
ただ、インパクトのあるキャラクターはすでに映画で出し切ったと思います...
それでも、魅力のキャラクターはいるので続編では出してほしいです

もし続編が作られるとした上で
考えらうる最悪のパターンは旧シリーズ見たく監督の交代...
可能性は低いですが、それだけはやめてほしいです(苦笑)

2008/08/12 (Tue) 22:52 | REPLY |   

>taiyakiさんへ  

逆に観たい^^

>「ゴッサム・シティ・エンジェルズ」
というスピンオフドラマがアメリカで制作されたそうです。

そういうドラマがあったんですね!!打ち切られたようですが、逆に少しだけ観てみたいかも。

監督の交代は勘弁してほしいですね。そうなるとキャストも変わりそうですし、旧シリーズの変遷を思い出してしまいます。ワーナーも過去の失敗だけは繰り返さないでしょうから、そこは大丈夫だと思います。

2008/08/13 (Wed) 01:02 | EDIT | REPLY |   

塩田多弾砲  

 こんばんは、初めまして。足跡よりこちらにお邪魔しました。

 なかなか鋭い観察眼をお持ちで、敬服してしまいましたね。自分もご多聞にもれず、バットマンは大好きなので、ここまでの傑作ならば更なる続編を望みたいところです。

 ただ、アルフレッドに変化が……ってのは、ちょいと無いかと。
 バットマンの世界には、必要なポイントが、平たく言えば「お約束」が多く存在し、その一つにはアルフレッドの存在があるのですよ。
 アルフレッドはあくまでも、ブルースのために尽力する存在で、ブルースもまたアルフレッドが後ろにいてくれるからこそ戦える……ってなとこがあるのです。
 逆に言うと、「バットマン」を構成している重要不可欠なパーツの一つがアルフレッドであり、彼を外すような事は行なわないものと思いますね。
 変な例えをすると、水戸黄門が印籠やスケさんカクさん無しで諸国漫遊するようなもんかと。 

 んで、taiyaki様も仰ってますが、原作コミックはアメコミの中でも有名中の有名なタイトル。当然、ヴィラン(悪漢)も今まで映画に登場したもの以外に多く存在します。
 自分としては、次あたりにペンギンとキャットウーマンが出て欲しいところでありますが、この際ですから今まで映画化に恵まれなかったヴィランの登場を期待したいところ。

 個人的には、マッドハッター(「不思議の国のアリス」の帽子屋気取りの狂人。マインドコントロールで犯罪を犯す)やベントロクイスト&スカーフェイス(ギャングのハンドパペット人形と腹話術で会話している犯罪者)、ハーレィクイン(ジョーカーに恋する女犯罪者。ジョーカー同様に狂気に捕われている)あたりが登場し、引っ掻き回してもらいたいと思ってるんですけどね。

 原作はご存じないとのことですが、邦訳版がいくつか出ており、入手も可能なので読んでみてはいかがでしょうか。
 とりあえず、「ダークナイト」にテイストが近く、まだ入手しやすいものとして、下記のものをお勧めします。

「バットマン:キリングジョーク」
 ジョーカーの誕生エピソード、及びスーパーマンなどの短編が数話。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902314266/amekomikuesut-22

「バットマン:イヤーワン」
 ビギンズの原型的作品。バットマンが活動を始めた頃のエピソード。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861761557/amekomikuesut-22

「バットマン:HUSH(全二巻)」
 ゴッサムシティに、HUSHと名乗る怪人が現れ、バットマンに挑戦する。果たしてその正体と目的は。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490231455X/amekomikuesut-22

 特に、「キリングジョーク」は名作です。あのジョーカーがいかに誕生したのか、その悲哀を描いた傑作。
 80年代の作品で、最近ではまた設定変更されたのですが、おそらくは気に入られることかと。
 ちなみに、アーティスト「アラン・ムーア」は、「V フォー・ヴェンデッタ」の作者でもあります。

2008/08/17 (Sun) 23:40 | REPLY |   

>塩田多弾砲さんへ  

ご紹介ありがとうございます。

こんばんは!!コメントありがとうございます。

塩田多弾砲さんも相当な、バットマンファンのようで嬉しいです。塩田多弾砲さんの「ダークナイト」の感想も読みましたが大変素晴らしいもので、感激しました。

> ただ、アルフレッドに変化が……ってのは、ちょいと無いかと。

やはりここは、侵してはならない領域なのですね。緊張状態が続くダークナイトでも、ブルースとアルフレッドのやりとりは、唯一ほっとできるものでしたしね。

また本の紹介もありがとうございました。自分自身、映画は好きなのですが原作までは読んでいないので、上記の本も時間があったら参照しようと思います。「キリングジョーク」を読むと、バットマンの世界が広がりそうですね。

敵役としてはハーレィクインが面白そうですね。そうするとアーカムのジョーカーも登場する形になりますが、是非とも観てみたいですね。

2008/08/18 (Mon) 01:24 | EDIT | REPLY |   

塩田多弾砲  

ハーレクインは、もともとはアニメイテッド版(十年以上前、テレ東で放送)のバットマンに登場した悪漢です。
 もとはジョーカーの情婦でしたが、人気が出てコミックに逆輸入されたといういわくつき。
 もとはジョーカーを治療するため、アーカムにやってきたセラピストですが、次第にジョーカーの狂気に飲まれ、ジョーカーに恋して道化師の姿になってジョーカーとともに悪事を働く……ってな過去を持ちます。
 ジョーカーを「プリンちゃん」と呼び、ジョーカー一途なところは、バットマンでさえ手を焼くもの。
 ジョーカーは相棒として用いるも、正直「ウザい」ととらえていたりしますね。
 彼女の活躍は、小学館プロダクションより「バットマン:マッドラブ」が、ジャイブより「ハーレィ&アイビー」という邦訳コミックが出ていますので、一読を。
 これらもまた、実に完成度が高いのですよ。
 
 バットマンは歴史が長い分、基本設定はそのままに、多くのキャラや組織や人物が入り乱れ、設定変更もコロコロ行なわれています。そのあたりが混乱する元でもあるんですが、慣れたらこれが快感に。
 なので、「ダークナイト」で描かれたバットマンだけが、バットマンではないわけでして。様々な顔を持つバットマンの、顔の一つ。それがダークナイト……と思っていただければ。
 そして、色々な顔をコミックで読んでみたり、アニメで触れてみたりする事で、トータルでバットマンに親しんでいただければと思うんですね。

 ハーレィが初出のアニメイテッド版バットマンは、カートゥーンでありながら情念に満ちた重々しい出来であり、こちらもまた機会があれば見ることをお勧めです。
 特に、ダークナイトでも登場した「トゥーフェイス」の誕生編は、「こんな重い話をよくアニメでできたな」と思うくらい。
 フォーエヴァーの派手な陽性の話にちと不満だった当時、溜飲が下がる思いでした。

 あと好きなのは、冷凍怪人ミスター・フリーズの回。
 30分程度の一話完結のエピソードですが、シュワちゃんが演じたフリーズ、及び映画とは、比べ物にならない素晴らしい出来です(というか、「バットマン&ロビン」は、あのエピソードの劣化コピーに過ぎませんですね)。
 あ、他には、バットマン=ブルースが子供の頃に憧れたヒーローの話も良いですよ。
 当時のヒーロードラマと同じ爆弾魔事件が発生。バットマンは事件解決のヒントを得ようと、ドラマの主演男優にコンタクトを取る。だが、彼はあれから役をもらえず、落ちぶれていた。
 しかし、バットマンは言う。「あなたは私のヒーローだった」と。
 そして、判明する爆弾魔の正体は……!
 かつてのヒーローが、今のヒーローに影響を与えていた……ってなとこがよかったのですよ。

 他にも、スーパーマン他、多くのヒーローとの共演もバットマンは行なっています。
 他作品とのクロスオーバー(共演)が盛んなアメコミでは、バットマンも同じ世界に属するスーパーマンやワンダーウーマン、その他「フラッシュ」「グリーンランタン」「マーシャン・マンハンター」「ホークマン」などのヒーローが属す、「ジャスティス・リーグ」に参加していたりします。
 バットマンはスーパーマンとは友人同士で、正体もそれぞれ知っており、スーパーマンの敵がバットマンと戦ったり、その逆もあったりと、そんな状況も多かったりします。
 だからジョーカーが、弱点であるクリプトナイトを用いてスーパーマンを追い詰めたり、バットマンがレックス・ルーサーの悪事を探ろうと、ブルース・ウェインの身分で金持ち同士付き合ってみたり、そんな事が行なわれてたりするんですね(ちなみに、スーパーマンのいるメトロポリスは、湾を挟んだゴッサムシティの対岸に存在)。

 ダークナイトもいいけど、ダークナイト以外のバットマンも実に面白いので、ちょいと調べて見てみると良いですよ。
 60年代の実写ドラマ版(アダム・ウエスト主演)なんかは、もう明るいお笑いドラマですし。けど、これはこれでスゴクおもしろいんですけどね。

 あー、まとまり無いー。失礼しましたー。

2008/08/18 (Mon) 02:14 | REPLY |   

>塩田多弾砲さんへ  

奥深いですね。

コメントありがとうございます。
塩田多弾砲さんの知識とバットマンの世界観の広さに感服しました。アメコミを知っていないと映画を語ってはいけないほど、様々なストーリーがあるんですね。

ハーレクインのエピソードは面白そうですし、映画版に登場して欲しいです!!また、ミスター・フリーズの話が良いというのは意外に思えました。映画版「バットマン&ロビン」の出来があまりに…(笑)だったので意外です。爆弾魔事件のエピソードもすごく気になります(><)

スーパーマンとのジャスティス・リーグは昔、聞いたことがありました。最近、「インクレディブル・ハルク」を鑑賞してアベンジャーズの存在を知りましたし。アメコミのヒーローは多用なキャラと世界を共有していることに驚きました。色々な派閥があるようですし…奥深い!!バットマンもスーパーマンも新シリーズを迎えましたし、お互いをリンクさせる可能性も無くはないですね。

2008/08/18 (Mon) 20:08 | EDIT | REPLY |   

塩田多弾砲  

 ハーレィクインは、ジョーカーに一途なんですね。根本では狂ってるけど、ヤンデレとも違いますし。
 その一途さが、どっかかわいいと感じさせるんですね。
 彼女とジョーカーのなれそめは、邦訳版が出ている「マッドラブ」で読めます。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4796841148

 ミスター・フリーズのエピソードは、それまで出自が不明確だったのを、アニメの一編ではじめて描かれたものです。
 それがあまりに名作ゆえ、「フォーエヴァー」の次の映画の主役に持ってきたわけですが、シュワルツェネッガーが演じるって時点で、ああいう出来になっちゃったわけなので。
 はっきり言って、「ミスター・フリーズ」に関してはアニメ版のみを是とすべき。映画は黒歴史……と、個人的な好みのみで言ってしまいます。つーか、あの名作エピソードをわざわざあんな風につまんなくしてしまったスタッフに対しては、ちと殺意すら覚えたり。

 アメコミの世界は「ユニバース」といって、出版社が同じ作品には横のつながりがあるのですよ。バットマンやスーパーマン、ワンダーウーマンなどは「DCコミック」、スパイダーマンや、X-MEN、アイアンマン、ハルク、ファンタスティック・フォーなどは「マーヴルコミック」。
 だから、マーヴル・ユニバースでは、ハルクことブルース・バナーのいとこが、ハルクの血清を投与され「シーハルク」になったり、そのシーハルクはアベンジャーズに参加してたり。
 ハルクがカナダに渡った時に何度も戦ったのは、X-MENのウルヴァリン。当時彼は、カナダの特殊部隊アルファ・フライトに参加し、そこから政府の命令でハルクと戦ってました。その後にプロフェッサーXから誘われ、X-MENに参加するわけです。だから彼の初出は「ハルク」のゲストキャラだったりするのですね。

 で、このように別作品を競演させるのを「クロスオーバー」というのですが、マーヴルとDCは出版社の壁を越えてクロスオーバーってのも何度も行ってます。
 さらに、互いの人気キャラを対戦させ、さらには互いのキャラや世界観を「合体」させた作品も存在します。
 ウルヴァリンとバットマンが合体した「ダーククロウ」、そのライバルで、セイバートゥースとジョーカーが合体した「ハイエナ」など。
 http://www.amazon.co.jp/DCvs-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%B9-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%AB-AMERICAN-COMICS%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/490231407X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1219202375&sr=1-1
 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-JIVE-AMERICAN-COMICS%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/4902314126/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1219202450&sr=1-1

 スーパーマンとバットマンのコンビは、原作でも「world's finest」というシリーズタイトルで出ており、協力して活躍してます。パワーがあるけど、そのまま突っ込んでしまい逆にピンチに陥ってしまう「力」のスーパーマンと、考えてから行動し、スーパーマン以上に立ち回る「知」のバットマンの対比が非常に魅力的。
 もともと「スーパーマン・リターンズ」の前企画にも、「バットマン対スーパーマン」ってのがあったくらいですし。
 なお、アメコミ界の意識を変えてしまった名作「バットマン:ダークナイト・リターンズ」では、終盤に政府の脅威となったバットマンvs政府の犬となったスーパーマンのガチの殴り合いが見られます(勝負にならない、と思うなかれ。バットマンはクリプトナイトを用い、さらに重装甲服を着込んでたりするのです)。

 あと、「ジャスティス・リーグ」の邦訳版コミックはこちらに。
 アーティスト「アレックス・ロス」のアートは、まさに芸術的なので、ビジュアル目当てで読むのもありですよ。
 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%86%E3%82%A3-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9-JIVE-AMERICAN-COMICS/dp/4861760771/ref=pd_sim_b_3

ああっ、またも無駄に長く失礼。

2008/08/20 (Wed) 12:37 | REPLY |   

>塩田多弾砲さんへ  

ガチンコバトルが観たい!!

コメントありがとうございます。
「バットマン&ロビン」の映画は本当に黒の歴史ですね。シュワルツェネッガーが演じず、もっとコミックに敬意をはらい映像化すれば傑作になっていた可能性もあったんですね。

クロスオーバーの説明ありがとうございました。DCコミックとマーヴルコミックの2つ。たしかに映画が始まる前のロゴが2種類あったのを思い出しました。DCVSマーヴルのコミックの表紙など、すごくかっこいいですね。値段もけっこうしますが…(汗)

クロスオーバーの概念があるならば、映画業界もスタジオを越えてヒーロー対決を実現させて欲しいですね。バットマンは能力的に劣りそうですが、素早く闇討ちのような動きをすれば、意外に強そうですし。ガチンコバトルをスクリーンで楽しみたいですね^^

2008/08/20 (Wed) 18:57 | EDIT | REPLY |   

純、  

続編は、

ダークナイトの続編は、
バットマンの世界をダークな世界に転換させたアメコミ、
「ダークナイトリターンズ」
をベースにしたものになると勝手に思ってます。
(タイトルもそのまま付けれますし)

上の方のコメントにもありますが、
スーパーマンとの対決は無理としても、

引退したバットマンが、犯罪の無くならない世の中にぶち切れて、
犯罪者を殺し始め、政府から追われる存在となる。
といった大枠は、続編としてふさわしいとは思います。

2008/09/05 (Fri) 22:48 | REPLY |   

>純、さんへ  

ダークですね。

こんばんは!!
コメントありがとうございます。

上述のコメントのお陰で「ダークナイトリターンズ」 がものすごく気になりました。バットマンが犯罪者を殺し始めてしまうんですね。「ダークナイト」のラストの流れからしても、その構成はあり得そう^^

2008/09/05 (Fri) 23:34 | EDIT | REPLY |   

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