ウルトラマンは巨大化して敵の怪獣を倒すのだが、その間にも随分と周りのビルを壊したりもしている。ちょっとした被害をだすものの、ウルトラマンが称賛されるのは必要とされる正義のヒーローだからである。しかしそのヒーローが嫌われ者だったら…?「ハンコック」はそこに着眼点を置いたコメディ映画である。
破天荒なアクションを見せるも、大真面目に物を壊すな、法を犯しているという市民の冷たい問いかけは面白い。駄目ヒーローから更生しようと、なんとか努力してみるハンコック。そのような展開をみせる中盤まではわりと楽しめたのだが...
*****以下、ネタばれ注意*****
今回気になっていたのが、シャーリーズ・セロンがキャスティングされていたことである。彼女は予告編でも姿を見せず、どの役で、どのタイミングで物語に絡んでくるのか謎だった。そして明かされる正体。彼女もハンコックと同じ能力を持っており且つ、昔2人は夫婦だったということだ。それを踏まえて、キッチンでウィル・スミスとシャーリーズ・セロンが掛け合うシーンは笑える。しかしそこが今作の最高潮点であり、以降、物語は失速状態となってしまった。
駄目ヒーローからの更生という基礎プロットのはずが、自分の過去や同じ能力の持ち主が表立ったせいで物語の軸がぶれ、爽快感に欠ける仕上がりになっていた。またアクションも最後は病院での闘いになるのだが、後半に向かうことに見せ場が暗く地味になっている印象をうける。
賛否あるだろうが、中途半端にシリアスな展開にせず序盤の楽なテンションで最後まで見せてほしかったのが正直な思いだ。女性版ハンコックの登場は明らかにパート2で見せるエピソードである。
■関連作品■
アイ・アム・レジェンド ★★★告発のとき ★★★キングダム/見えざる敵 ★★★スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい ★★
全く同感です。
しかも、アタシの言いたかった事を
ずばり、と書いて頂いて、スッキリw
Will Smithは嫌いじゃないんですけどねーwww