今年の夏、Mr.Childrenは「少年」「GIFT」といくつかの曲を発表したが、それらのなかでも「HANABI」に関しては、当初から評判も良く最も期待されていた楽曲だったと思う。ドラマの主題歌として初めてその一部が耳に入った瞬間から何かを予感させるメロディーと切ない歌詞が印象的だった。
以下、特に心に響いた歌詞の一部を抜粋してみました。
どれくらいの値打ちがあるだろう?
僕が今生きてるこの世界に
全てが無意味だって思える
ちょっと疲れてんのかなぁ
誰も皆 問題を抱えている
だけど素敵な明日を願っている
臆病風に吹かれて 波風が立った世界を
どれだけ愛することができるだろう
01. HANABI
この世界に潜む 怒りや悲しみに
あと何度出会うだろう それを許せるかな?
手をつないで 犬も連れて
何も考えないで行こう
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ
02. タダダキアッテ「HANABI」で驚いたのは曲の構成である。「Aメロ→Bメロ→Aメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→サビ」1番はAメロからサビに、2番はBメロからサビに移行するという従来の曲の順列とは違う変則感があった。ドラマのエンディングの構成が当たり前だと思っていただけにこの流れは非常に新鮮である。
歌詞は、花火が創りだす夜空を彩る煌びやかな側面と、その花火の合間の闇夜という側面の2面性を感じさせるものであった。主人公の現在の心境は花火の合間に訪れる、または花火が終わった後のような闇夜の状態であり、もう一度、心の中を照らそうと喪失からの脱却を願ったものである。「そのやわらかな笑顔に触れて 僕の憂鬱が吹き飛んだらいいのに」の前後の部分は「Simple」を思い起こさせるものだった。
「タダダキアッテ」は「タガタメ」のアレンジ曲であり、雰囲気がガラリと変わっている。人によって好き嫌いは分かれそうだが、個人的には昔ニュース23で披露した際の「タガタメ」のアレンジを収録してほしかった。
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