シューテム・アップ [Blu-ray]シューテム・アップ [Blu-ray]
(2010/04/21)
クライヴ・オーウェン、モニカ・ベルッチ 他

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 ニンジンにこれほどの用途があるとは…普通に食べてよし、相手の目玉をえぐる武器となり、自分の指の変わりにトリガーを引くことも出来る。って、どんだけ硬いニンジンなんだよ!!と突っ込まずにはいられないが、それだけ「シューテム・アップ」ではそのニンジンが大活躍なのである。

 今作の最大の魅力は「弾丸んねー」のコピーに代表されるように、全てをガンアクションで片付けているということだ。これまでもガンアクションを売りにした映画はいくつか存在していたのだが、意外とアクションシーンが少なかったり、肉弾戦に突入するなど納得のいく作品は少ない。




*****以下、ネタばれ注意*****




 しかし今作では、カーチェイスだろうが、スカイダイブだろうが、出産中だろうが、セックスの途中だろうが(笑)全て銃弾を使用して危機を乗り切っているのだ。その一貫性やこだわりたるや恐れ入るもので、クライヴ・オーウェンとモニカ・ベルッチが裸で抱き合いながら拳銃で敵を倒すシーンは、笑うどころか高貴な潔ささえ感じてしまった。バカに徹するスタイルには感服ものである。

 おそらく「シューテム・アップ」の監督や製作陣は四六時中、曲芸撃ちや演出について考えていたのではないだろうか。ノンストップでガンアクションが続いても、その場の地形や日常品を利用し、様々な見せ方をするので飽きることはなかった。派手な爆発やCGに依存しすぎない姿勢は素晴らしいものだ。最近観た「ウォンテッド」よりは思い切りがよく、こだわりが感じられるため個人的には今作の方が好きである。

 クライヴ・オーウェン、ポール・ジアマッティ、モニカ・ベルッチというスターを起用するも終始、在って無いようなストーリー。敵が襲う→主人公が危機を乗り切るのループ、バカらしい展開も面白い。大統領候補の議員を悪いとはいえ、ためらいもなく主人公が射殺するなど他の映画ではありえないことである。珍しくアクション映画に出演した、ポール・ジアマッティの変態さ加減も印象的だ。


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