スルース 【探偵】スルース 【探偵】
(2008/09/26)
マイケル・ケインジュード・ロウ

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 「スルース」はこれまで鑑賞してきた映画で、最も登場人物が少なかった作品だ。それまではイーサン・ホークの出演作、「テープ」の3人が最小人数だったが、今作は顔がはっきりと映るという点でいえば2人のみである。推理小説作家の屋敷、密室空間が舞台となるため、通行人などのエキストラも一切登場しない。

 出演する人物が少ないと映画の良し悪しは当然、出演者の演技に左右されるのだが、マイケル・ケインとジュード・ロウの両者共に、なかなか見応えのある立ち振舞いを見せていた。35年前にオリジナル版で若い役を演じていたマイケル・ケインが、今回は中年の作家役を演じているというのは、なんともユニークなことである。




*****以下、ネタばれ注意*****




 夫とその愛人が1人の女性を巡って繰り広げる危険なゲーム。支配と服従、正気と狂気のバランスの入れ替わりが「スルース」の見所である。残念なのはストーリーに、あまり意外性や驚きがないことだ。マイケル・ケインの罠やジュード・ロウの変装は、想定内の事象であり、それを飛び越えるショッキングな展開や、深い狂気の世界を見せても良かった気がする。2人の会話よりもついつい、スタイリッシュなオブジェや部屋の造りばかりに目がいってしまった。

 それにしてもジュード・ロウは影のある、好青年役がよく似合う。演技対決として注目・比較されがちだった2人だが、今回に限ればジュード・ロウが上手に喰らい付いていた、という印象をうけた。


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