賭博黙示録カイジが映画化!?

カイジ―賭博黙示録 (1) (ヤンマガKC (608))カイジ―賭博黙示録 (1) (ヤンマガKC (608))
(1996/09)
福本 伸行

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 小さな頃からほとんど漫画を読まずに育ってきたが、現在部屋にある唯一の漫画本が「賭博黙示録カイジ」のシリーズである。時間があれば何度も読み直すくらいに好きな漫画なのだが、つい先日、驚くべきニュースがネットから飛び込んできた。このカイジがなんと実写映画化されるとのことである。

 ネットの記事を読むとエキストラの募集を行っていたらしく、佐藤東弥監督、主演は藤原竜也になるとか…正式な発表ではないので、完全に信じて良い訳ではないが、もし本当であれば素直に嬉しいことだ。「デスノート」「クロサギ」「イキガミ」「ROOKIES」(2009年)など昨今に見れる、漫画の実写映画化への流れの一部になりそうである。


逆境無頼カイジ 1逆境無頼カイジ 1
(2008/01/23)
内田直哉津嘉山正種

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 「賭博黙示録カイジ」の大筋は、伊藤開司(カイジ)は保証人になっていた友人の借金返済を法外な利息と共に押し付けられ、それが発端となり危ないギャンブルに身を投じていくというものだ。いちカイジファンとして気になるのが、どのギャンブルが映像化されるかである。


■カイジが挑んだギャンブルの数々■

・限定ジャンケン
・鉄骨渡り
・Eカード
・ティッシュ箱クジ
・地下チンチロリン
・パチンコ「沼」


 ネットのエキストラ募集の内容を見ると「限定ジャンケン」は、ほぼ確定のようである。「限定ジャンケン」はカイジが初めて挑んだギャンブルであり面白いのだが、個人的には大好きな「Eカード」編を映像化して欲しい。Eカードのシンプルなルールと利根川との熱いバトルがたまらなく好きで、Eカード欲しさにニンテンドーDSのソフト「逆境無頼カイジDeath or Survival」を買ったほどだ。DSのゲーム自体はあまり面白くなかったが(笑)初回特典で付いてきたEカードに感動。




普段はお気に入りの名刺入れで保管。



漫画通り市民の顔の向きが微妙に異なっているのも嬉しい。



たまに持ち歩いてEカードで勝つための新たな戦略を考えています(笑)


 カイジの魅力は泥臭い人間ドラマとギャンブルに勝利するトリックが、高い次元で融合している点にある。カイジにおいて、ギャンブルはいつも命がけであり、その逆境・絶望の淵のなかで閃くアイディア。憎らしい敵や難攻不落なイカサマを逆手にとり、心理的にテクニカルに逆転する様子が快感なのだ。独特の「ざわざわ」感や心理描写のナレーション、精神世界の映像化をどのようにするのか工夫が必要であり、映画の良し悪しはその辺りで決まりそうである。人間ドラマや緊張感の持続は勿論だが、映画オリジナルの展開やトリックにも期待したい。

 このような原作がある場合に必ず論戦になるのが、映像化して面白いものが出来上がるのかということだ。当然、元の漫画が面白いから映画化されるのであって、賛否あるのは人気シリーズの証拠ともいえる。2009年の映画はとりあえず「007/慰めの報酬」に期待をしていたが、ここにきて「賭博黙示録カイジ」が一気にジャンプアップしてきた。今後もその動向から目が離せない。
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