ラスベガスをぶっつぶせ ★★

ラスベガスをぶっつぶせ (Blu-ray Disc)ラスベガスをぶっつぶせ (Blu-ray Disc)
(2008/10/22)
ケヴィン・スペイシージム・スタージェス

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 映画を観た後に備忘用として、毎回タイトルをメモしておくのだが今作ほど覚えにくい題名も珍しかった。その理由として1998年にテリー・ギリアム監督、ジョニー・デップ主演の「ラスベガスをやっつけろ」という作品を前に鑑賞したことがあったからだ。その前例があると「ラスベガスを~」までは、はっきりしているのだがそれ以降の言葉で詰まってしまう。

 今回の映画は「ラスベガスを~」、「ぶっつぶせ」だったか「やっつけろ」だったか…そう考えだすと「ぶっとばせ」やら「ぶっこわせ」、「ぶちとばせ」など関係のない言葉も登場し、やはり覚えられない。原題が「21」とシンプルなだけに、この邦題は割と内容に即しているのだが…記憶力の無さが嫌になった。それを踏まえると、今作でのブラックジャック勝機の肝、"カードカウンティング"などは絶対に自分には無理だろうなと感じた。

 カードカウンティングは、ブラックジャックプレイヤーにおける一種のテクニックでありカードの「2~6をローカード +1」「10~Aをハイカード -1」「その他のカード 0」と瞬時にカウントしていき、プラスの値が高いときに大きく賭ける戦略である。この方法は必勝ではなく、勝利の確率を上げるもので冷静にカウントし、ベットして、潮目が変われば立ち去る堅実的な方法だ。本作はそのカードカウンティングを駆使するため、他のギャンブル映画にありがちな悪い奴との対決、レートを超えた最後の勝負、という見せ場がない。そういう意味では爽快感に欠ける内容となっている。




*****以下、ネタばれ注意*****




 カードカウンティングの取得過程や考察も浅く、ギャンブルのテクニックを楽しむよりも、青春ドラマとしての要素が強い。ストーリーはお約束の大勝→どん底→逆転、女性に惚れ→女性に嫌われ→その女性を取り戻す。物語のセオリーは正しいのだが、実際の出来事が題材になっているせいか、もうひとつパンチがなかった。稼いだお金を天井の裏に隠す、いわゆるタンス預金のシーンで「そんな大金を一箇所に粗末に保管していて大丈夫なのか??」と、余計なところでハラハラしてしまった。


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