リベリオン-反逆者- [Blu-ray]リベリオン-反逆者- [Blu-ray]
(2009/06/03)
エミリー・ワトソン、クリスチャン・ベール 他

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 クリスチャン・ベールは「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」でバットマンの新しい格闘スタイル"KFM"(キーシ・ファイティング・メソッド)を見せ、アクション映画の対人戦において、既存とは違う動きで敵を倒していた。

 しかしKFMよりも少し前にクリスチャン・ベールは、最強とも思える新生代の戦闘技法を習得していたのだ。それが今作、「リベリオン」で見せたガン=カタである。本編の説明ではガン=カタを「攻撃効果は120%上昇する」と述べている。攻撃力が120%になるのではなく、220%まで上がってしまうとんでもない戦闘術だが、それを納得させるほど強く、動きも華麗なものであった。

 銃撃戦は相手と一定の距離を保ち、障害物に隠れながら発砲するというのが定番であったが、ガン=カタはそれらを覆すまさかの近距離での発砲。ラストでは1m以内の超近距離決戦であり、互いの拳をぶつけるがのごとく、拳銃を発砲し合うアドレナリン全快のファイトシーンとなっている。これら一連のガン=カタの場面もクリスチャン・ベール本人が演じており、身体のキレ具合と迫力のアングルを間近で楽しむことができるのだ。

 劇中にはガン=カタを会得する為の集団稽古や、剣道・刀の登場、2丁拳銃に空手の構えの融合など適度な東洋テイストも一興。DVD特典にはガン=カタインデックスなるものがあり、動作の解説が見れるなど無くてもいい裏設定がいちいち面白かった。

 感情を抑制するために芸術・美術品を破棄するという法律は「華氏451」を連想させる。B級映画ながら独特の世界観、細部まで丁寧に仕上げている映像やショーン・ビーンやエミリー・ワトソンなどの俳優陣のお陰で見応えのある出来に。感情抑止の描写が淡々と続く展開だからこそ、その合間で繰り広げられるアクションシーンがより一層熱く胸に響くのだ。


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