1408号室(Blu-ray)1408号室(Blu-ray)
(2009/03/20)
ジョン・キューザックサミュエル・L・ジャクソン

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 ホラー映画やパニック映画は、なんの罪も因果もない人間が、恐怖の現象に巡り遭う"巻き込まれ型"が通例だ。しかし「1408号室」はオカルト作家が幽霊を求めて、わざとその舞台に乗り込むという点がユニークだ。誰も近寄らない場所に必死になって近付くのである。「ツイスター」で竜巻を追っかけていたヘレン・ハントのチームを思い出す。




*****以下、ネタばれ注意*****




 幽霊の存在を否定し、最初は強がっていたジョン・キューザックが徐々に追い込まれていく姿が、間抜けにも可哀想にも思えた。前半のサーフィンのシーンで夢オチのフラグを立てていたが、物語はそう単純には終わらずに2転3転していく。スティーブン・キング原作らしいB級臭の漂う展開は好感がもてるが、突出した恐怖や感動がないのは残念。色々な要因で主人公を追い詰めていく部屋だが、恐怖の対象としてもっと分かり易い一貫性のある記号が欲しかった。

 「1408号室」、その部屋の恐怖現象の原因や、サミュエル・L・ジャクソンの立ち振る舞いなど最後まで謎が多い。ハッピーともバットとも捉えられるラストは余韻を残して好きだ。宿泊した人物の過去のトラウマや脳の奥に隠してた苦い記憶を、増長させる部屋のようである。

 それにしても、主演のジョン・キューザックは、水責め、氷責め、火責め、手の上に窓がバーンと落ちたり、ダストを這いずり回ったり、背中からガラスのテーブルに落下したりと、鑑賞しながらも撮影大変だっただろうな、などと同情してしまった。


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