地球の静止する日 ★★★

地球の静止する日 [Blu-ray]地球の静止する日 [Blu-ray]
(2008/12/12)
マイケル・レニーパトリシア・ニール

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 1951年製作が「地球"の"静止する日」。2008年製作のリメイクが「地球"が"静止する日」。1文字の違いにより2作品を区別した邦題が、なんともユニークである。タイトル名が被らない配慮ではあるが、親切に思えたり、返って紛らわしく思えたり。

 今作は古典SFの傑作であり、宇宙人を絡めたSFでありながら人間との交流や世界情勢の危惧などの、ドラマ・メッセージ性を重視した内容が高い評価へと繋がっている。クラトゥと人間の会話は外から飛来した者の警告として、当時は相当のインパクトがあったようだ。

 今から50年以上も前に製作されたものであるため、合成部分はどうしても見劣りするが、それも味があって一興。円盤型のUFO、そしてロボット型ゴートの造形がかっこよく、思わず見入ってしまう。ゴートはクラトゥを護衛するロボットで、地球人にとって脅威の存在であるが、どう観ても着ぐるみである(笑)地球上にない硬い物質で覆われている割には、動くたびに膝の関節部分がペコペコと曲がってしわになっているのが可愛い。目から発するレーザービームであらゆるものを消し去るが、普段はボーっと立っているだけというのもナイスである。

 これまで、映画には様々なタイプの宇宙人が登場してきた。侵略を企てるものから友好的なものまで、宇宙への憧れや未知の生物との交信といった事象は、SF作家の好奇心の中枢である。ゴートとクラトゥのコンビは正にその先駆者であり、映画史に残るユニークなキャラクターだ。


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