レスラー スペシャル・エディション [Blu-ray]レスラー スペシャル・エディション [Blu-ray]
(2010/01/15)
ミッキー・ロークマリサ・トメイ

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<一言コメント>

  「レスラー」はミッキー・ロークの俳優人生そのものだ、と言われている。90年代に入り人気が低迷していた彼の姿が、落ち目のプロレスラーのランディ(ザ・ラム)と重なって見えるのだ。しかし個人的にはミッキー・ローク以上に、ダーレン・アロノフスキー監督の復活作という印象が強く残る。前作「ファウンテ/永遠につづく愛」の興行的な失敗と失望感からの見事な復活といえるだろう。

 また「π」「レクイエム・フォードリーム」で見せたスタイリッシュな映像構成を排除した、普遍的な演出に止まったことも驚きである。テクニックを重視し新たな刺激を提供したそれら2作とは違い、緻密に人物描写を紡ぎ上げ、ゆっくりと男の足取りを映す、理系の人が突如として文系の分野に殴りこんできたような劇的な変化ではなかろうか。勿論ミッキー・ロークをはじめ、マリサ・トメイ、エヴァン・レチェルウッドの好演も本作の質を上げるものになっていた。2カウントで再び立ち上がったダーレン・アロノフスキー監督の今後の作品が非常に楽しみである。


■関連作品■
ファウンテン/永遠につづく愛 ★
その土曜日、7時58分 ★★★★
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