テイキング・ライブス ディレクターズカット [Blu-ray]テイキング・ライブス ディレクターズカット [Blu-ray]
(2009/05/13)
イーサン・ホークジーナ・ローランズ

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 D・J・カルーソー監督に個性を 


 「テイキング・ライブス」を鑑賞して驚いたのは、何気にキャストが豪華なことである。主人公のアンジェリーナ・ジョリーを中心に以下、イーサン・ホーク、キーファー・サザーランド、オリヴィエ・マルティネス、ジャン=ユーグ・アングラード。そして冒頭の5分間には「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「リトル・ミス・サンシャイン」のポール・ダノ。「宇宙戦争」、更には実写版「ドラゴンボール」で悟空を演じるジャスティン・チャットウィンと、普通のサスペンス映画にどうしてこれだけのメンバーが揃ったのか不思議なほどだ。キャスティングをした人はよほど先見性のある映画人なのだろうなと思った。




*****以下、ネタばれ注意*****




 敏腕プロファイラーのアンジェリーナ・ジョリーのセクシーさ、そして事件に巻き込まれる形で彼女に近付くイーサン・ホークとの駆け引きが見所である。前半で完全にイーサン・ホークをシロだと断定したアンジェリーナ・ジョリーの判断力には悲しくなるが、2人の濃厚なベッドシーン→落胆→復活への流れは典型ながら楽しめる。"テイキング・ライブス=人生を乗っとる"というタイトルのなか、次々と人格を入れ替えたイーサン・ホークだが、その正体が明らかになったときにはもっと壊れた演技を観たかった。キーファー・サザーランドの出番の少なさには泣ける。

 オープニング映像など、所々で「セブン」を思い起こさせる演出があったが「ディスタービア」しかり「イーグル・アイ」しかり、D・J・カルーソー監督の映画は、過去の様々な映画を連想させる場面が多い。つまらなくもないが、突出して面白いわけでもない同監督のディスコグラフィー。オリジナルの技法や見せ方を確立すると大ブレークする、期待のもてる監督だ。


■関連作品■
Mr.&Mrs. スミス ★★
その土曜日、7時58分 ★★★★
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド ★★★★
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