ブレードランナー ★★★

ブレードランナー ファイナル・カット (2枚組) [Blu-ray]ブレードランナー ファイナル・カット (2枚組) [Blu-ray]
(2008/06/11)
ハリソン・フォードルトガー・ハウアー

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 1982年製作の作品なのだが、時代を感じさせない映像美にまずは惹かれる。現在のCG技術は質量が軽く感じられることが多いが、今作については全ての物体に重量感やリアリティを感じるのだ。この辺りの撮影術、技法は現代のSF映画で学ばなければならない点も多いと思う。

 酸性雨が降り注ぎ、多くの人々が行き交う雑多な街。2019年のロサンゼルスという設定ながら、要所はアジアンテイストに」あふれ日本語の看板も数多く登場する。巨大広告のスクリーンには「強力おわかもと」のCMもながれ、怪しげな文字列の羅列がダークな世界を彩っていた。また、「木曜スペシャル 衝撃の映像99連発」等で何十回と聴いた、お馴染みのスコアも頭から離れない。「トータル・リコール」の曲もそうだが、近未来や緊迫した状況を巧く表現していると思う。




*****以下、ネタばれ注意*****




 「ブレードランナー」にはディレクターズ・カット版やファイナル・カット版など様々なバージョンが公開され、それに伴って物語の見え方が微妙に変わってくるのがユニークだ。1番の注目点は、主人公のデッカードは人間なのか、レプリカントなのかどうかである。そのことを示唆するシーンがバージョンによって追加されたり、インタビューで監督がレプリカントであることを肯定したりと、どちら付かずの憶測が、さらにこの作品の魅力を深めることになる。

 壮大な世界観を作り上げたリドリー・スコットだが、劇中では派手な爆発やカーチェイスといった単純なアクションシーンは無い。あくまで硬派、ハードボイルドに仕上げており、人間とロボット・生命について哲学的要素を含め、SF映画の金字塔として多くのファンに語り継がれることになった。


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