SENSESENSE
(2010/12/01)
Mr.Children

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 発売直前まで収録曲、そしてタイトルまでを伏せていた異例だらけのプロモーション。「トビウオニギタイ」”SENSE project”なる怪しいサイトに翻弄され続けて迎えた発売日だった。「HOME」や「SUPERMARKET FANTASY」の軽快なポップや明るさとはまた異なった、悲壮のようなものが「SENSE」にはあるように思える。そんな「SENSE」のなかから気に入ったフレーズ、歌詞を抜粋してみました。



自分を責めるふりして許しを請え Ah

挙句には「死にたい」とか言い出すんでしょう!?
思いどおりいかないときの一発芸 どう?

こんな風に日々は続いてくのでしょう
奪いも捨てもせず 命を燃やそうか

                    I


目じゃないとこ
耳じゃないどこかを使って 見聞きをしなければ
見落としてしまう何かに擬態したものばかり


必然を 偶然を

デマカセを 真実を

出鱈目を 誠実を
すべて自分のもんにできたなら
もっと強くなれるのに。。。
現在を越えて行けるのに。。。

                    擬態


あまりリアル過ぎぬように いつの日か笑えるように
君の名は伏せるよ 匿名を使って
君を歌う ロザリータ

                    ロザリータ


良識やモラルなんて とりあえず今は棚の上へ
要らないぜ 客観視なんて

明日こそ 誰かに必要とされる
自分を見つけたい

                    Prelude


アザラシと化してグダグダ

きっと嘘なんてない だけど正直でもないんだろう

                    Forever




 まずアルバム初っ端「I」のなんと自虐的なこと。「言わせてみてぇもんだ」の延長上か、さらに進んだ自己否定の世界が展開されている。「もう いいでしょうぅぅぉぅぅ!?」など歌い方もクセがあって面白い。歌詞の「I」の部分をプロデューサーである「K」に変えて脳内変換してみたり(笑)何度聴いても飽きない曲だ。
 
 「SENSE」のリード曲とも言える「擬態」は疾走感のあるメロディとは違い、歌詞の内容はどこか悲しいものがある。この雰囲気こそがアルバム「SENSE」の空気ではなかろうか。アルバム収録曲を見渡しても全体的にネガティブさや贖罪を歌ったものが多い。”現在を越えて行けるのに。。。”の”。。。”句点3連打はまさに自己実現の途中経過を表現しているもの。社会の皮肉を煽った「終末のコンフィデンスソング」でさえ笑顔で歌った「SUPERMARKET FANTASY」の頃とは違うダークさ、個人的には「Q」や「I LOVE YOU」を思い起こさせて好きである。”満ち足りていてでも空虚な”など歌詞の中に対比を織り込む桜井さんの歌詞だが「擬態」のなかでは、それらが顕著に表れていた。


01. I
02. 擬態
03. HOWL
04. I'm talking about Lovin'
05. 365日
06. ロックンロールは生きている
07. ロザリータ 
08. 蒼
09. fanfare
10. ハル
11. Prelude
12. Forever


■関連■
SUPERMARKET FANTASY / Mr.Children
HOME / Mr.Children
It’s a wonderful world / Mr.Children
Q / Mr.Children


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