フローズン [DVD]フローズン [DVD]
(2011/01/07)
ケヴィン・ゼガーズ、ショーン・アシュモア 他

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 スキー場でリフトの上に取り残されたらどうするか??  映画「オープンウォーター」を連想させるシチュエーションスリラーな作品。この手の映画の楽しめる鑑賞方法として自分ならどのような行動にでるか??誰が生き残るか??など、ちょっとしたことを考えながら鑑賞すると面白い。

 「フローズン」がこの手の類似作品より優れているのが、最後まで飽きずに鑑賞できたところにある。”リフトの上で3人が取り残される” 回想シーンもなく、ほとんどがこの構図で展開されるのだが、幼馴染みの男2人と最近付き合い始めた彼女の女性1人という人間関係・距離感、B級作品ながら意外に凝っているカメラワーク。そして会話の運びが上手く最後まで緊張感を持続させていたように思える。




*****以下、ネタばれ注意*****




 どうやって助かるか??と、考えたときに真っ先に思いつくのはリフトから飛び降りることだ。自分の考えと同じくして男一人が飛び降りるが即両足骨折(笑)自分からいきんだ割に「早くなんとかしてくれ」と身勝手に助けを求める姿が可笑しい。「いやいや、お前は自分からいきんで行ったやん」って、突っ込み必至である。両足骨折の彼は動くことが出来ず間違いなく凍死すると予想していたが「フローズン」はその上をいっていた。それが狼の出現である。それまでの、リアリティのある内容が嘘のように両足骨折からあまり時間が経たない内に男一人は食べられあっさり死亡。その後、もう一人の男も上手く地面まで辿り着いたのに狼により死亡。もはや寒さ<狼が恐い世界である。

 リフトから飛び降り両足が骨折する場面では、足があり得ない方向に曲がっているのだが作り物っぽく見えマイナス。一方で女の子の素手がリフトのバーに張付いてしまうのは最高に痛い場面だ。画面を注視出来ないほど、皮膚が剥がれる様を上手に表現している。
  
 行方不明者の写真やスキー場で知り合った女の子の電話番号など、伏線と思わせておいて何の関係もなかったことは逆に面白い。ちょっとした手違いから…軽はずみの行動で…日常生活と死は常に隣り合わせなのである。登場キャラクターを自分に置き換え、恐怖の疑似体験ができるシチュエーションスリラー。今後もあらゆる状況下からのサバイバルに期待したい。


■関連作品■
オープン・ウォーター2 ★★

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