ミッション・インポッシブル / ゴースト・プロトコル ★★★

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(2012/04/27)
トム・クルーズ、ジェレミー・レナー 他

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ブルジュ・ハリファで側面ダッシュ!!トム・クルーズのプロ根性を見る。


 シリーズ毎に監督を変える為、その都度、作風も変化するのがミッション・インポッシブルの醍醐味だ。1作目はテレビシリーズからの大胆な変更。2作目はアクション重視。3作目はイーサン・ハントの引退、婚約と内面の要素を入れつつ、シリアス路線。そして最新作となる本作ゴースト・プロトコルでは、ユーモラス、レトロ、チームワークといった要素が強く感じられた。




*****以下、ネタばれ注意*****




 本作が実写映画デビューというのが信じられないほど、アニメ映画出身のブラッド・バード監督のセンスが全編に冴え渡っている。爆発や激しい銃撃戦など、それまでのシリーズに比べビジュアルに特化した派手な見せ場は少ないが、クレムリンへの潜入、ドバイのブルジュ・ハリファでのミッション、砂嵐でのカーチェイス等、新鮮で記憶に残る場面が多い。いつもIMFの身内に裏切られ、どこか孤高の存在であったイーサン・ハントも今作では裏切りがなく、はっきりとした敵が存在する為、勧善懲悪の構造となり物語も分かり易い。

 もっともテレビ版スパイ大作戦ではチームワークを重視していたが、パート2をピークにトム・クルーズの1人舞台となり過ぎていた映画版。今作ではそのようなことがないように、どのミッションでも仲間が居なければ達成できないものとなっている。核弾頭のストップスイッチをトム・クルーズが押してもそれだけでは終了にならないのだ。そのイーサンを取り囲むキャラクター達も個性豊かである。個人的に一番気に入ったのは、冷酷な殺し屋のレア・セドゥーだ。「イングロリアス・バスターズ」の1章に少しだけ出演していたフランスの女優だが、殺しの報酬にダイヤを要求するという設定がなんとも漫画ちっくでユニーク。ポーラ・パットンとの壮絶なキャットファイトの末に命を落とすが、最後まで観たかった惜しい役柄である。

 本作の最大の見せ場はブルジュ・ハリファでのミッションだろう。メイキングでも分かるようにトム・クルーズ本人がビルを登り、ジャンプし、最後には側面を走る!!というアクションをこなしている。48歳(撮影当時)にして尚、衰えない映画への情熱とプロ根性。ハリウッドの第一線で活躍し続ける理由をそこに観た気がした。


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