エージェント・マロリー ★

エージェント・マロニー


エージェント・”マロニー” が最高潮


 「エージェント・マロリー」を鑑賞前、劇場入口で渡された「エージェント・マロニー」(画像参照)。マロリーとマロニー…思わず笑い、ユーモアセンスに感動もしたが、肝心の映画でその感情を超えることはなかった。映画館のバイトの人がおもむろにマロニーを差し出した瞬間こそが、この作品を鑑賞した意義のように思えたくらいだ。

 そもそもこの映画を鑑賞しようと決意したのは、予告編のアクションシーンが素晴らしいものだったから。それもそのはず、主人公演じたジーナ・カラーノは正真正銘のアメリカ女子総合格闘技界の女王。その彼女が、ユアン・マクレガー、マイケル・ファスベンダーといったハリウッド俳優をボッコボッコにするのだ。リアルさと魅せ技の融合に新しい女性アクションスターの誕生を予感させる。ボーンシリーズのように短いカットでスピードを誤魔化す編集はなく、ロングショットでじっくりとアクションを俯瞰できるのも本作の特長だ。

 残念なのはアクションシーンが予想よりも少なく予告編が全てだったこと。そして脚本・展開がシャープ過ぎてもうひとつ熱くなるものがなかったことが挙げられる。ポップなフォント文字が画面に浮かび軽快な音楽が流れ、豪華キャストが一同に集まる、いかにもソダーバーグ監督らしい演出が見てとれるが、それらは映画玄人向きだ。まだ映画出演経験のないジーナ・カラーノは、分かり易い勧善懲悪のバジェットムービーで経験を積むべきである。


■関連作品■
チェ/28歳の革命 ★★★
チェ/39歳 別れの手紙 ★★★
オーシャンズ11 ★★★
オーシャンズ12 ★★
オーシャンズ13 ★★★


エージェント・マロリー [Blu-ray]エージェント・マロリー [Blu-ray]
(2013/02/22)
ジーナ・カラーノ、マイケル・ファスベンダー 他

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