プレミアム・ラッシュ ★★

プレミアム・ラッシュ [DVD]プレミアム・ラッシュ [DVD]
(2013/03/20)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マイケル・シャノン、ダニア・ラミレス、ジェイミー・チャン

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 スピード感重視、ストーリーはあってないようなもの。


 映画冒頭からラストまで…とにかく自転車のペダルを漕ぐ・漕ぎ続ける作品。劇中の台詞「ブレーキは死だ」と同調するかのように「プレミアム・ラッシュ」はひたすらにテンポと疾走感を重視した映画である。

 鑑賞する前までは”バイクメッセンジャーが巻き込まれるサスペンススリラー”などとネットで謳っていたので身構えていたが、内容は(大まかに言えば)知り合いの女性を救うための汚職警官との痴話喧嘩に過ぎない。つまりストーリーは在って無いようなもので、日本では禁止されているブレーキなしのピストバイクが、ニューヨークの大通りを車と人を避けながら疾走する様が観れれば良いのである。

 バイクメッセンジャーを題材にしたことの新鮮さに加え、映画内の演出も今風である。現在地から一瞬で上空にカメラが上昇し、グーグルマップの様に次の移動地にピンが刺さったり、車と人が混雑しているなかで様々なIFルートを脳内映像化したりと、この辺りはなかなかユニークだった。




*****以下、ネタばれ注意*****




 ストーリーは無いようなものだが、後半、仲間メッセンジャーが次々と電話で呼び出され、主人公の下に集まって「さぁ、なにか凄い技でもでるのか」と期待していたら、汚職警官を囲ってぐるぐる回って、ちょっと背中をどついて(笑)ラスト一番盛り上げる箇所でなにか馬鹿らしく可笑しかった。あのシーンはなんだったのか問いかけたい。ずっと自転車を漕ぐとはいえ、基本警官とのチェイスだけ+登場キャラクターが少なめなので飽きてしまうのもマイナスである。

 主役は短髪のジョセフ・ゴードン=レヴィット。そして汚職警官をマイケル・シャノンがそれぞれ好演。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは「プレミアム・ラッシュ」撮影中、右腕を何針も縫う大怪我を負ってしまうが、その直後の様子がエンドロールで鑑賞可能だ。タクシーの硝子は割れ、腕は血だらけなのに本人は笑っていたりと何気にショッキングな映像であった。


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