ディパーテッド [Blu-ray]ディパーテッド [Blu-ray]
(2010/04/21)
レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン 他

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 大ヒット映画「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク作品。主演がレオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーティン・シーン、マーク・ウォルバーグ、アレック・ボールドウィン、そして監督はマーティン・スコセッシと鼻血がでるほど豪華なキャスティングで硬派だったけど…やはりリメイクだからかハリウッドのせいなのか原作を超えられなかったなというのが正直な印象。

 大きな違いはオリジナル版は互いに潜入しあう主役2人の苦悩をきちんと描いていたのに対し、今作では2人ではなくジャック・ニコルソンが良くも悪くも前に出過ぎ(笑)

 特にマット・デイモンは常に良い側面の顔しか見れず葛藤はおろか、浮気癖のある理解に苦しむ女医を好きになったり、最後もパッとしなかったりと良いトコなしなのである。潜入ものはいつバレるのかという緊張感が物語を高めるのに序盤~中盤は互いの説明に時間をとりすぎ見せ場が少なく、上映時間が長いのも苦しかった。

 バイオレンス描写はさすがスコセッシ監督と言いたいが、なにか胸の底から熱くなるような見せ方が今回はなかった。僕は監督のラストからエンドロールに行くまでの疾走感や高揚感が好きでそのイメージ・インパクトは他では味わえない独自のもの、今作ではタイトルロゴで期待させたがラストはイマイチ。後半は重要な殺しの場面が多いのに過去の作品で味わえたその感覚は影を潜め、演出全体が軽く感じられた。近いところではタランティーノ監督のカット構成を思わせた。

 それでもアカデミー作品賞、監督賞、助演男優賞と数多くノミネートされていた「ディパーテッド」。作品の質は決して低くない。
 短い時間の出演ながら助演男優賞にノミネートされたマーク・ウォルバーグが、自身のキャリアアップや映画内でのキャラクターを考慮しても一番得をしたのかもしれない。


■関連作品■
ブラッド・ダイアモンド ★★★
ボーン・アルティメイタム ★★★
バットマン ★★★★
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テーマ:映画感想
ジャンル:映画
コメント
久しぶりのディカプリオでした・・

似合いますね~
屈折した役どころ・・

確かにニコルソンが・・出過ぎましたね??

オリジナル観なかったので
結構ハラハラ?しながら楽しめましたよ・・

女医さん・・いけませんね・・
まあ正反対な人に惹かれてしまうのは
分らないでもないですが・・

でも
あんなに呆気無くバンバン!!だとは・・
ラストびっくりでした・・
2008/01/04(Fri) 20:02 | URL | hiro | 【編集
「ディパーテッド」はリメイク作品ということで、その元になっている「インファナル・アフェア」はとても面白いので未見であれば鑑賞してみてください。

ラストの展開は驚きましたね。
あれだけ時間をかけて味付けをしたキャラクターをあっさり殺すあたり、呆気にとられました。
2008/01/05(Sat) 07:01 | URL | >hiroさんへ | 【編集
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