ダイ・ハード (Blu-ray Disc)ダイ・ハード (Blu-ray Disc)
(2007/11/07)
ブルース・ウィリス

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 全ての要素が素晴らしい アクション映画の金字塔


 1988年製作の作品だが、あれから数十年以上経ったいまでも今作を超えるアクション映画に、それほど出会っていないことに気付かされる。「ダイ・ハード」はそれまでのアクション映画と違う要素が詰め込まれた傑作だ。その理由を探ってみると…

 1.孤立無援と閉鎖的空間…主人公のマクレーンは巨大ハイテクビルの中たった一人、限られた空間のなかで手強い敵と戦うことになる。さらに味方であるFBIからも見放されてしまう始末。この絶体絶命感が絶え間ない緊張を生み出している。

 2.敵がテロリスト…一種のヒエラルキーまで感じさせる統率と役割を把握した個々の手際の良さは敵の大きさを感じさせる。特にボスのハンス演じるアランリックマンとカール演じるアレクサンダー・ゴドノフの存在は圧巻!!テロという驚異的存在がその後のカタルシスにつながる。

 3.主人公がヒーローではない…筋肉質でも元軍人でもなくただの警官。突然のテロの襲撃にオロオロしたり「考えろ、考えろ」といった台詞。それまでのシュワルツェネッガーやスタローンのような超人的な存在ではないので、親しみを感じて思わず応援したくなる。

 4.冴えわたる細かい演出…クリスマスと13人のテロリスト。常に残弾・マガジンを気にするマクレーン、裸足のマクレーンにガラスの破片、窓ガラスが足で蹴破れないので拳銃でひびをいれて割れやすくする等、細部に至るまで冴えわたる演出がある。その積み重ねこそ、ラストの「ビル大爆発も消化ホース1本で助かる」という絶対にあり得ない状況を信じさせる結果になっているのだ。消化ホース吹っ飛ぶだろうし、死ぬよ!!(笑)

 以上の理由以外にも、もちろんアクションシーンも素晴らしい。エレベーター爆破、ビル爆破、装甲車破壊、など見所満載である。

 それにしてもテロリストに占拠されるのが日系企業のナカトミビル→ラストで爆破される。ビルから決死の思いで飛び降り、窓を蹴破って着地したのが畳の上→重みで畳はビルの外へ落ちる。日系企業である会社から支給された腕時計→ハンスの最期をきめる決定打のアイテム。と、そこらかしこに反日を思わせる演出の数々、ジョン・マクティアナン監督はバブル絶頂期の日本を恨んでたのだろうか??

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ダイ・ハード2 ★★★★
ダイ・ハード3 ★★★
ダイ・ハード4.0 ★★★
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テーマ:映画感想
ジャンル:映画
コメント
こんばんは、まさきさん。
お~星5つなんですね、「ダイハード」。
マクレーンのぼやきながらもテロリストを倒していく
なんて
今までのヒーローとは違うキャラで新鮮でした。
ただ残念なのは映画館で観れなかった事。(2は観に行きましたが)
当時かなりバイオレンスな物だと思って行くのは断念してしまいました。
(そのわたしが今となってはタランティーノファンですが)
4.0はどうなんでしょうね~予告編ではかなりいろんな物を
ぼやきつつ破壊していましたが…。

(以前オススメは?と聞かれていましたがアルモドバルの
「オール・アバウト・マイ・マザー」は鑑賞済ですか?DVD
持っていたのにやっと昨夜鑑賞しました、最高です!)
2007/06/09(Sat) 01:34 | URL | じゅーりあ | 【編集
じゅーりあさん、こんばんは!!
ダイハードはやはり面白いですね。
その後のアクション映画に多大な影響を与えましたし
映画史においての位置付けも重要な作品だと思います。ダイハードっぽいB級映画が当時たくさん作られましたからね(笑)
4.0も楽しみで絶対、映画館に行きたいですけど、
予告編で見せ場をだしすぎなような...
CGぽい映像もダイハードらしくはないけど久々のマクレーン刑事ということで期待します。

「オール・アバウト・マイ・マザー」は観たことありますよ!!アルモドバル監督は色彩豊かな表現・画面描写を常に意識しているように思います。
2007/06/09(Sat) 02:31 | URL | まさき | 【編集
こんにちは!まさきさん^^
「ダイハード」は本当にそれまでの
シュワルツネッガーやシルベスタスタローンのように
筋肉隆々の肉体派映画とは違い、頭脳戦で戦うという所が大ブレイクした理由ででしょうかね^^
もちろん、シュワちゃんも、スタローンも大好きなんですけどね^^
ブルース・ウィリスの日本語吹きかえの村野武範さんも素敵な声でした。
4.0も12年ぶりの公開とあって、30日が楽しみですよね!
では、またどうぞ
私のブログにもお越しくださいね★
2007/06/10(Sun) 14:53 | URL | ぴーち | 【編集
ぴーちさんこんばんは!!

>シュワルツネッガーやシルベスタスタローンのよう
>に筋肉隆々の肉体派映画とは違い、頭脳戦で戦うと
>いう所が大ブレイクした理由ででしょうかね^^

そうですね。スーパーヒーローじゃない、愚痴る親父
というのが当時は魅力・新鮮だった。
4.0でも愚痴てるっぽいですね(笑)
「ダイハード」は1作目で相当な完成度だから
それに近い興奮や感動を期待したいです。

ぴーちさんのブログも読みますね!!
2007/06/11(Mon) 01:09 | URL | まさき | 【編集
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