イン・ハー・シューズ ★★★

イン・ハー・シューズ  イン・ハー・シューズ 
キャメロン・ディアス、トニ・コレット 他 (2007/02/16)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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 あらすじをパッと見ると、喧嘩した姉妹が徐々に仲直りし再生していく過程を描いた作品なのかなと思っていた。その要素もあるが本作は姉妹間に限らずもっと広く、家族全体の再生を描いた物語なのである。2人の姉妹のそれぞれ視点が均等に描かれており、前半では姉寄り後半では妹寄りとなっているので、どちらかに感情移入できるだろう。

 DVDジャケットやチラシではキャメロン・ディアスが全面に出ているが、個人的にはキャメロンの姉役トニ・コレットのエピソードが好きだった。恋人と別れ弁護士事務所を離れ、自分を見つめ直し新しい仕事・恋人と関係を深めていく展開には好感がもてる。

 一方で主役級のキャメロン・ディアスはあまりにも破天荒なキャラクターで、後半では自分自身を省みるものの、最初のほうの度がすぎる言動が忘れられず、結局最後まで好きになれなかった。

 またメインの2人以外にも今作のキャラクターは個性的で、特に老人ホームで暮らす人達のなんとも面白いこと。笑える要素も満載である。話しの隅々に張った伏線はラストに向かい、上手にひとつの束になり最終的には全員が幸せにという、今では珍しいハッピーエンド。近い間柄だからこそ見失いがちな家族の絆、この作品でその大切さを再確認できる。


■関連作品■
リトル・ミス・サンシャイン ★★★
ホリデイ ★★★
アバウト・ア・ボーイ ★★★★


[ 2007/07/22 01:18 ] ヒューマンドラマ | TB(0) | CM(0)
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