イン・ハー・シューズイン・ハー・シューズ
(2008/04/16)
キャメロン・ディアス

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自分に合う靴を探しに


 あらすじをパッと見ると、喧嘩した姉妹が徐々に仲直りし、再生していく過程を描いた作品だと思っていた。その要素もあるが、本作は姉妹間に限らずもっと広く、家族全体の再生を描いた物語となっている。2人の姉妹のそれぞれ視点が均等に描かれており、前半では姉寄り後半では妹寄りとなっているので、どちらのキャラクターにも感情移入できるだろう。

 ポスターやチラシではキャメロン・ディアスが全面に出ているが、個人的にはキャメロンの姉役トニ・コレットのエピソードが好きだ。恋人と別れ弁護士事務所を離れ、自分を見つめ直し新しい仕事・恋人と関係を深めていく展開には好感がもてる。

 一方で主役級のキャメロン・ディアスはあまりにも破天荒なキャラクターで、後半では自分自身を省みるものの、序盤での度が過ぎる言動が忘れられず、結局最後まで好きになれなかった。

 またメインの2人以外にも今作のキャラクターは個性的で、特に老人ホームで暮らす人々のなんとも面白いこと。笑える要素も満載である。話しの隅々に張った伏線はラストで上手にひとつの束になり全員が幸せにという、今では珍しいハッピーエンド。近い間柄だからこそ見失いがちな家族の絆、本作でその大切さを再確認できる。


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リトル・ミス・サンシャイン ★★★
ホリデイ ★★★
アバウト・ア・ボーイ ★★★★

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